高校日本一の座を決めるインターハイ(平成28年度全国高等学校総合体育大会)は競技6日目の7日、松江市営庭球場(島根県/松江市、砂入り人工芝)で男子シングルス準決勝が行われ、田中優之介(埼玉/秀明英光)が山尾玲貴(福岡/柳川)を6-3, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下し、決勝進出を果たした。
>>インターハイ対戦表<<38度の猛暑の中で行われたこの試合、ヒートルール(35度の気温を超えている時にセット間で10分間の休憩を設ける)が適用されるほど厳しいコンディションの中で行われた。
正確なストロークでゲームを優位に展開した田中は第1セットを先取するも、第2セットではミスを重ねて落とし、ファイナルセットに突入する。
ファイナルセットでは有利な状況から追いつかれてヒヤリとするも、タイブレークを制して勝利した。
決勝では
野口莉央(日本)(神奈川/湘南工科大附)と対戦する。両者は今年1月の全豪オープンジュニア(オーストラリア/メルボルン、ハード)のダブルスでペアを組んでベスト8進出を果たしている。
山尾玲貴(福岡/柳川)
個人戦シングルスは128名の選手が出場しており、トーナメントで競い合う。1-4回戦までは8ゲームズプロセットで行われていたが、準々決勝からは3セットマッチで行われる。
2日から4日にかけて行われた団体戦では、男子は相生学院が4年ぶりの優勝。女子は野田学園が春夏連覇を達成した。
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