男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は6日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
R・ナダル(スペイン)は第1シードの
M・ラオニッチ(カナダ)を6-4, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
>>錦織vsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ブリスベン国際 対戦表<<この日、第5ゲームでブレークに成功したナダルが第1セットを先取するも、続く第2セットを落としてファイナルセットへ突入。
ファイナルセットの第1ゲームで早くもラオニッチにブレークを許したナダルは、その後も凡ミスが目立ち、2時間20分で敗れた。
ナダルは、今シーズンから元世界ランク1位の
C・モヤ(スペイン)をコーチとしてチームに招き入れることを昨年12月に発表。モヤは、今年11月末にラオニッチとのコーチ関係に終止符を打っていた。
昨年は左手首の怪我に悩まされ、多くの大会で欠場を余儀なくされた。10月には自身のフェイスブックで2017年シーズンへ向けて準備に入ると明かし、シーズンを終了。
今回、初出場のブリスベン国際は、ナダルにとって復帰戦だった。
一方、勝利したラオニッチは準決勝で第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは、同日の準々決勝で第4シードのD・ティエムを下しての勝ち上がり。
同日に行われた試合では第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)と第3シードの
錦織圭がいずれも準決勝へ駒を進めている。


■関連ニュース■
・錦織に惜敗ナダル 主審に抗議・ナダル 試合中断の優しさ話題・錦織 時差で誕生日なくなる