男子テニスツアーのゼネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク107位の
G・メルツァー(オーストリア)が実の兄である
J・メルツァー(オーストリア)との兄弟対決を3-6, 6-3, 6-1の逆転で制し、ベスト4進出を果たした。
両者のツアー大会での対戦は今回が初めてだった。
この試合、3度のブレークを許して第1セットを落とした弟のジェラードだったが、第2セット以降はファーストサービスが入った時に69パーセントの確率でポイントを獲得してブレークを許さず、1時間43分で勝利した。
準決勝では、第4シードの
P・ロレンジ(イタリア)と対戦する。
敗れた35歳のユルゲンは左肩の故障で長期間ツアーから離れており、今大会がツアー大会復帰戦だった。今大会は1回戦で
ダニエル太郎(日本)、2回戦では第1シードの
D・ティエム(オーストリア)を破り、準々決勝へ進出した。
また同日には、第6シードのD・ラヨビッチと世界ランク123位の
N・バシラシヴィリ(グルジア)が勝利し、ベスト4が出揃った。


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