男子テニスツアーのメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)は12日、シングルス準々決勝が行われ、予選勝者で世界ランク130位の
西岡良仁は第4シードで同58位の
S・クエリー(アメリカ)に3-6, 4-6のストレートで敗れ、自身初となるツアー大会ベスト4進出とはならなかった。
>>メンフィス・オープン 対戦表<<この試合、西岡は格上のクエリーに対して必死に食らいつくも、クエリーの強烈なサービスに崩されてペースを掴めず、最後まで挽回の糸口を見いだせないまま敗れた。
昨年2月のデルレイ・ビーチ・オープン2回戦で、当時世界ランク78位の
M・マトセビッチ(オーストラリア)をストレートで下してツアー初の8強入りを果たした西岡。
今大会では予選を勝ち抜き、本戦1回戦で世界ランク159位の
J・ドナルドソン(アメリカ)、本戦2回戦で同82位の
I・マルチェンコ(ウクライナ)をいずれもストレートで下してキャリア2度目のベスト8進出を決め、準々決勝へ挑んでいた。
西岡が勝利していた場合、第1シードの
錦織圭と男子ツアー初となる準決勝での日本人対決が実現する可能性があった。


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