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テニスのグランドスラムである全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード）は２０日、男子シングルス２回戦が行われ、第３シードのＲ・フェデラー（スイス）が世界ランク３５位のＡ・ドルゴポロフ（ウクライナ）を6-3, 7-5, 6-1のストレートで下し、３回戦進出を果たした。

＞＞全豪オープン対戦表＜＜

この試合、２５本のサービスエースを叩き込むなどファーストサービスが入った時に８８パーセントの高い確率でポイントを獲得したフェデラーは、ドルゴポロフに１度もブレークチャンスを与えない完璧な試合を展開し、１時間３３分で勝利した。

フェデラーはドルゴポロフとの対戦成績を３勝０敗とした。

３回戦では第２７シードのＧ・ディミトロフ（ブルガリア）と予選を勝ち抜いたで世界ランク２１０位のＭ・トランジェリティ（アルゼンチン）の勝者と対戦する。

もしディミトロフと対戦する場合は今回が５度目で、これまではフェデラーが４連勝している。今月上旬に行われたブリスベン国際の準々決勝でも顔を合わせ、その時はフルセットの末に勝利を収めた。

過去の全豪オープンでは２００４・２００６・２００７・２０１０年に優勝している。しかし、昨年は３回戦でＡ・セッピ（イタリア）に敗れて２００１年以来の３回戦敗退を喫した。フェデラーは２０１２年のウィンブルドン以降、グランドスラムでのタイトル獲得がない。

今大会ではトップハーフ下半分に位置しているフェデラーの山には、第６シードのＴ・ベルディヒ（チェコ共和国）、第１２シードのＭ・チリッチ（クロアチア）、第２７シードのディミトロフ、第２９シードのＮ・キリオス（オーストラリア）らがいる。

また、１９日行われた試合では第５シードのＲ・ナダル（スペイン）が世界ランク４５位のＦ・ベルダスコ（スペイン）に敗れ、初戦敗退となる波乱に見舞われた。ナダルが全豪オープンで初の初戦敗退となった。

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