テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は9日、女子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
S・ハレプ(ルーマニア)が第20シードで元世界ランク1位の
V・アザレンカ(ベラルーシ)を6-3, 4-6, 6-4のフルセットで下し、大会初のベスト4進出を決めた。
>>全米オープン対戦表<<この試合、ファイナルセットでは雨により一時中断する中、集中力を保ったハレプが勝利を手にした。
準決勝では第26シードの
F・ペネッタ(イタリア)と対戦する。33歳のペネッタは準々決勝で第5シードの
P・クヴィトバ(チェコ共和国)を逆転で破り、2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。
世界ランク2位のハレプは前哨戦のトロントとシンシナティの大会で準優勝を飾り、今大会へ臨んでいる。
一方、敗れた元女王のアザレンカは全米オープンで2012・2013年に決勝へ進出しているが、いずれも
S・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れ準優勝に終わっている。グランドスラムでは同年の全豪オープンで優勝を飾り2連覇を達成した。


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