男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は2日、シングルス準決勝が行われ、
V・ポスピシル(カナダ)が第6シードの
R・ガスケ(フランス)を6-7 (5-7), 6-3, 7-5の逆転で勝利し、同胞で第2シードの
M・ラオニチ(カナダ)との決勝戦に駒を進めた。
この試合、ポスピシルはファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得し、ガスケのサービスゲームを3度ブレークに成功して2時間28分の接戦をものにした。
決勝でポスピシルは、同胞でビッグサーバーのラオニチと対戦する。
両者は昨年、地元カナダで行われたロジャーズ・カップ男子準決勝で対戦しており、その時はラオニチが激闘の末に勝利し、マスターズ1000大会で初の決勝進出を果たした。
《ポスピシルvsラオニチの記事はこちら》24歳のポスピシルは、今年のウィンブルドンで
J・ソック(アメリカ)と組んでダブルスに出場。決勝で
B・ブライアン(アメリカ)/
M・ブライアン(アメリカ)組をフルセットで下した。
昨年のウィンブルドン優勝で年間グランドスラム達成以来、1年ぶりとなるグランドスラム決勝進出のブライアン兄弟に対し、初めてコンビを組んで出場したポスピシル/ ソック組が初優勝を飾った。
《ウィンブルドン優勝の記事はこちら》
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