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男子テニスツアーのブリスベン国際男子(オーストラリア/ブリスベン、ハード)は3日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの錦織圭(日本)が元世界ランク9位のM・チリッチ(クロアチア)を6-4, 5-7, 6-2のフルセットで下し、2年連続のベスト4進出を決めた。
この試合、第1セットの第1ゲームでチリッチのサービスゲームをブレークした錦織。その後は両者サービスキープを続け、第1セットを錦織がゲームカウント6-4で先取する。
第2セットに入っても激しいラリー戦は続き、錦織は第10ゲームでゲームカウント4-5の0-40とチリッチにセットポイントを握られる。ここでネットに出るなど、果敢に攻めた錦織はサービスキープに成功、ゲームカウント5-5とする。
しかし、その後の第12ゲームで最後ダブルフォルトを犯してしまった錦織は第2セットを落とし、勝負の行方は第3セットへ。
第3セット、再び息を吹き返した錦織は第3ゲームでブレーク。さらに第7ゲームでダブルフォルトを犯すチリッチの隙をついた錦織はこのセット2度目のブレークに成功。
最後はチリッチのリターンがネットにかかり、錦織は2年連続のベスト4進出を果たした。
準決勝で錦織は、元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)とM・コピル(ルーマニア)の勝者と対戦する。
昨年のブリスベン国際男子で錦織はベスト4進出を果たすも、A・マレー(英国)との準決勝で怪我により途中棄権を余儀なくされた。
今大会は錦織の他にも日本勢から、杉田祐一(日本)が予選3試合を勝ち抜いて本戦へ出場したが、初戦で大接戦の末に敗れた。伊藤竜馬(日本)は予選3回戦で逆転負けを喫した。
【錦織圭 vs マリン・チリッチ 過去の対戦成績】
<2014年>
・ブリスベン国際男子準々決勝 錦織圭 6-4, 5-7, 6-2 M・チリッチ
<2013年>
・アメリカ国際インドアテニス選手権準々決勝 錦織圭 6-4, 6-2 M・チリッチ
<2012年>
・全米オープン3回戦 錦織圭 3-6, 4-6, 7-6 (7-3), 3-6 M・チリッチ
<2011年>
・チェンナイ・オープン1回戦 錦織圭 4-6, 7-6 (7-0), 6-2 M・チリッチ
<2010年>
・全米オープン2回戦 錦織圭 5-7, 7-6 (8-6), 3-6, 7-6 (7-3), 6-1 M・チリッチ
<2008年>
・BNPパリバ・オープン男子1回戦 錦織圭 2-6, 4-6 M・チリッチ
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