HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全豪オープンで、1回戦を勝利したことにより最年長記録を更新した42歳のクルム伊達公子(日本)。さらに1995年以来18年ぶりとなる3回戦進出を果たしたクルム伊達は自身の公式フェイスブックで、今年の全豪オープンとこれからについて語った。
「全豪オープンでは、たくさんの応援ありがとうございました。グランドスラムでやっと1回戦を突破して、(再チャレンジしてから)初めての3回戦、ダブルスでも3回戦と、充実した2013年のスタートを切ることが出来ました。」と、クルム伊達。
【全豪オープン2013】
クルム伊達は、全豪オープン1回戦で第12シードのN・ペトロワ(ロシア)にストレートで勝利する大金星をあげた。2回戦ではS・ペア(イスラエル)に勝利し、全豪オープンシングルスで1995年以来18年ぶりとなる3回戦進出を果たした。
3回戦では、世界ランク56位のB・ヨバノフスキ(セルビア)に敗れ、1994年以来19年ぶりとなるベスト16進出とはならなかった。1994年にクルム伊達は、当時世界ランク1位だったS・グラフ(ドイツ)に敗れるもベスト4進出を果たしていた。
一方、A・パーラ=サントンハ(スペイン)とのダブルスでは、2回戦で昨年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した第2シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・フラデカ(チェコ共和国)組を下す大金星をあげた。
続く3回戦では、V・レプシェンコ(アメリカ)/ S・ゼン(中国)組に逆転で敗れ、全豪オープンダブルスで1992年以来となる21年ぶりのベスト8進出とはならなかった。
【2013年最初で弾みをつける】
また、今年に入りクルム伊達は、シンセン・オープンで予選2試合に勝利し本戦出場するも、1回戦でY・デュアン(中国)にストレートで敗れた。続くアピア国際女子でも予選3試合を勝ち抜き、1回戦でC・デラクア(オーストラリア)に勝利、2回戦では世界ランク4位のA・ラドワンスカ(ポーランド)に敗れるも、全豪オープンへ弾みをつけていた。
当時、クルム伊達は「この予選から1回戦突破、そして今日の試合。決して悪いものではなかったです。シーズン2大会目なので今のプレーを、そして今の体の状態を維持しつつ、もっと精度を上げられれば必然的にいいプレーにつながるはず。」と、コメントしていた。
【今後のクルム伊達】
今後については「パタヤに向かいます。今は大きな怪我もなく戦えているので、この好調を維持して、春先まで突っ走ることが出来ればと思います。」と、パタヤ女子オープン出場と、これからについても意気込みを語った。
最後に「今後とも、見守り続けていてください。」と、クルム伊達。
■関連記事■
《クルム伊達、21年ぶりの快挙ならず◇全豪オープン》
《クルム伊達、1994年以来の16強ならず◇全豪オープン》
《クルム伊達ペアが銀メダルペアを撃破◇全豪オープン》
《クルム伊達が前人未到の2勝目◇全豪オープン》
《クルム伊達、世界12位から大金星あげる◇全豪オープン》
その他のニュース
5月12日 5月11日 5月10日 5月9日 |
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.