- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ジョコビッチが大逆転で全米決勝のリベンジ◇上海マスターズ

男子テニスツアーのマスターズ・シリーズの上海マスターズ(中国/上海、賞金総額353万1600ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が3連覇を目指した第3シードのA・マレー(英国)を5-7, 7-6 (13-11), 6-3の大逆転で下し、見事、優勝を飾った。ジョコビッチは優勝賞金66万9450ドルを獲得した。

先月の全米オープン決勝の再現となった今大会の決勝戦では、試合序盤に3度のブレーク合戦があり、第1セットはゲームカウント4-4のタイに。

その後、ゲームカウント5-5からマレーがジョコビッチのサービスゲームをブレークし、自分に対する不満が爆発したジョコビッチはラケットをコートに4度叩きつけ、それをベンチに投げつけた。

この出来事についてジョコビッチは「我々はプロのテニス選手であり、ライバルだけれも、結局は人間だから感情が露わになることを恥じることはないんじゃないかな。感情を表すことを悪いことだとは思わない。ポジティブなものもネガティブなものもね。試合中、ずっと無表情でなんかいられない。」と述べている。

結局、第12ゲームをサービスキープしたマレーが第1セットをゲームカウント7-5で先取する。

第2セットでゲームカウント5-4とリードしたマレーは、サービング・フォー・ザ・マッチを迎える。

マレーはこのゲーム、30-0から絶妙なロブを打つが、股下ショットとドロップショットを放ったジョコビッチがこのポイントを奪う。

その後、マレーは優勝となるチャンピオンシップポイント1本を手にするが、ジョコビッチに得意のフォアハンドで挽回され、そのままブレークを許してしまい、ゲームカウント5-5となる。ブレークポイントではマレーがフォアハンドをミスした。

結局、第2セットはタイブレークに入り、マレーが再びマッチポイントを4本握る。

しかし驚異的な粘りをみせるジョコビッチは、4本全てを跳ね返すと、13-11の20分で第2セットを奪い、試合はファイナルセットへ。セットポイントではジョコビッチのフォアハンドがウィナーとなった。

ファイナルセットでは勢いに乗るジョコビッチが、やや気落ちしたマレーのサービスゲームである第7ゲームをブレークし、ゲームカウント4-3とする。最後、第9ゲームもブレークに成功したジョコビッチは、そのままうれしい今季5勝目をマークした。これでジョコビッチのマレーとの対戦成績は9勝7敗となった。

試合後、ジョコビッチは「優勝したけれども、観客の皆さんが目にしていたように非常に僅差の試合内容だった。3セットともにとても緊迫した決勝戦だった。彼(マレー)はほぼ優勝しかけていただけに、自分が勝っていたとは言えないね。」と振り返っていた。

マレーは今大会で2連覇を飾っており、大会13試合目にして初黒星となった。

全米オープン決勝ではジョコビッチを5セットのフルセットで下し、四大大会初勝利をあげていたマレー。今回の決勝戦のファイナルセットではジョコビッチに握られた2本のマッチポイントを跳ね返したが、3本目のマッチポイントでバックハンドが長くなり、ジョコビッチに勝利を譲り渡した。

そのマレーは「負けてがっくりしている。でもより大きな大会でより厳しい試合で負けているから、立ち直れると思うけどね。試合を自分から投げ出したという訳ではない。変なミスとかはなかったと思う。」と話していた。

両者は年初の全豪オープンの準決勝でも対戦しており、そのときはジョコビッチが5セットで勝利をあげていた。ジョコビッチは今シーズンの2人の戦いを振り返り、次のように語っている。

「我々は大きな大会で大きな試合をし、素晴らしい1年を過ごした。彼(マレー)は今年、一段と成長している。それは結果をみれば明らかだね。テニスはさらに攻撃的になって、どのサーフェスでもどの選手にとっても脅威となっているよ。」

同日にはダブルス決勝も行われ、第4シードのL・パエス(インド)/R・シュティエパネック(チェコ共和国)組が第7シードのM・ブパティ(インド)/R・ボパンナ(インド)組を6-7(7-9), 6-3, [10-5]で退け、トロフィーを手にしている。

(翻訳/森田系太郎)

(2012年10月15日10時55分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

7月14日

初Vシナー「夢のよう」 (4時15分)

シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初V (3時24分)

【1ポイント速報】シナーvsアルカラス (1時16分)

徳田廉大 2週連続VでITF14勝目 (0時54分)

7月13日

小田凱人「耐えた」アウェーで逆転V (22時20分)

小田凱人 ウィンブルドン2度目V (21時29分)

【1ポイント速報】小田凱人vsヒューエット (19時02分)

惨敗「こんな展開になるなんて…」 (7時12分)

女王 母国メディアを非難 (6時02分)

決勝で完敗、涙の準V (2時28分)

衝撃の完封V「夢にも思わなかった」 (1時55分)

歴史的完勝でウィンブルドン初V (1時08分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsアニシモワ (0時00分)

7月12日

準V上地結衣「勝ちたかった」 (21時35分)

上地結衣 準Vで偉業逃す (20時50分)

【1ポイント速報】上地結衣vsワン (19時00分)

ジョコ 決勝はアルカラス有利と見解 (14時32分)

45歳 16ヵ月ぶりツアー復帰 (10時33分)

アルカラス「精神的有利はない」 (9時19分)

シナー「全仏後、かなり練習した」 (7時24分)

ジョコ敗退も「終わらせる気はない」 (6時05分)

ジョコ 8年ぶり決勝進出逃す (2時57分)

シナー、ジョコ破り初V王手 (2時55分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 男子準決勝 (0時53分)

アルカラス 熱戦制し3連覇に王手 (0時29分)

7月11日

小田凱人 ウィンブルドン決勝進出 (23時46分)

上地結衣 生涯ゴールデンスラム王手 (21時47分)

杉村太蔵 45歳以上ダブルスで準V (16時22分)

東レPPO 記念大会に無料招待 (13時00分)

島袋将ら 日本勢3名が8強入り (12時05分)

四大大会で通算11度目V (11時16分)

絶好調「ゾーンに入っていた」 (8時51分)

世界1位 決勝逃す「辛いけど…」 (7時57分)

完勝でウィンブルドン初V王手 (2時06分)

【1ポイント速報】ウィンブルドン 女子準決勝 (0時27分)

世界1位撃破し四大大会初の決勝へ (0時14分)

【動画】シナー 逆転勝ちでウィンブルドン初制覇!優勝の瞬間! (0時00分)

【動画】小田凱人 ウィンブルドン2度目V!頂上決戦に勝利した瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!