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男子テニスツアーのタイ・オープン（タイ/バンコク、賞金総額５５万１０００ドル、インドアハード）は２６日、シングルス１回戦残り３試合と２回戦２試合が行われ、予選を勝ち上がった守屋宏紀（日本）が第１シードのＪ・ティプサレビッチ（セルビア）と対戦したが、4-6, 4-6のストレートで敗退。トップ１０選手との力の差を見せ付けられた。

今大会、上位シード４選手は１回戦が免除されているため、この日の２回戦が今大会の初戦だったティプサレビッチに対し、守屋は予選３試合と本戦１回戦とすでに４試合を戦っており、コートや環境にも慣れていた。

そのアドバンテージを生かしたい守屋だったが、世界ランク９位のティプサレビッチのサービスゲームでは思うようにポイントを取らせてもらえず、試合を通して１度もブレークポイントさえ奪えなかった。

ティプサレビッチは第１セットで１度ブレークを守屋から奪って先取する。第２セットは第１ゲームで守屋からブレークを奪うと、その後もブレークバックのチャンスを与えず、１時間３６分のストレートで守屋を退けた。

勝利したティプサレビッチは準々決勝で、第５シードのＦ・ベルダスコ（スペイン）とＤ・ヤング（アメリカ）の勝者と顔を合わせる。

この日行われた試合結果は以下の通り。

【１回戦】
Ｇ・モンフィス（フランス） ○-× Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）, 6-4, 2-6, 7-5
添田豪（日本） ○-× Ｄ・ウドムチョク（タイ）, 6-4, 7-5
Ｉ・カルロビッチ（クロアチア） ○-× Ｍ・マトセビッチ（オーストラリア）, 6-3, 6-4

【２回戦】
Ｊ・ティプサレビッチ (1) ○-× 守屋宏紀, 6-4, 6-4
Ｊ・ニエミネン（フィンランド） (7) ○-× Ｐ・ペッツシュナー（ドイツ）, 7-6 (7-1), 6-2

今大会の優勝賞金は９万９４６５ドル。

(翻訳/弓削忠則)