- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

セリーナ「信じられない」を連呼、女王アザレンカは涙◇全米オープン

テニスのグランドスラム、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会14日目の9日、女子シングルス決勝を行い、第4シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が世界女王で第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-2, 2-6, 7-5で振り切り、今大会で4度目の優勝を飾った。試合時間は2時間18分だった。これでセリーナの四大大会の優勝は15となった。

試合後、セリーナは「正直に言って、優勝できたなんて信じられない。準優勝のスピーチを考えていたほどだわ。『彼女(アザレンカ)のプレーはすごすぎる』と考えていた。本当に驚いています!」と、興奮気味に話した。

両者の対戦は11度目のことで、今回の勝利でセリーナが10勝1敗と大きくリードを広げることになった。

今大会のセリーナは決勝まで1セットも落とさない好調ぶりで、6試合を戦って失ったゲーム数はわずか19。全仏オープンで四大大会1回戦敗退を初めて経験した後は、ウィンブルドン・ロンドンオリンピックで優勝し、26勝1敗と素晴らしい戦績を残している。

今大会で女子決勝戦がフルセットにもつれ込んだのは1995年以来のことだった。またウィンブルドンと今大会の連続で同じ選手が優勝したのは10年ぶりで、10年前にそれを達成したのもセリーナだった。

一方、惜敗したアザレンカは「セリーナは優勝に値すると思う。真のチャンピオンが何たるかを示していた。私は全力を尽くしたのは間違いないから、後悔なくコートを去ることができる。」と、勝者を称えていた。

今季アザレンカはフルセットの試合で負けたことがなく、12勝0敗をマークしていた。しかし、決勝ではセリーナが44本のウィナーを決めたのに対し、アザレンカは13本のウィナーしか奪えず、パワーの差が顕著に現れた。

アザレンカは準々決勝で昨年優勝のS・ストザー(オーストラリア)を、準決勝では2006年の覇者M・シャラポワ(ロシア)を撃破しての決勝進出だったが、決勝では一歩及ばなかった。

決勝戦は第1セット、第2セットを互いに奪い合い、試合はファイナルセットへ。

ファイナルセットではアザレンカがゲームカウント4-3とリードし、続くセリーナのサービスゲームをラブゲームでブレークに成功、ゲームカウント5-3とリードを重ねる。

第9ゲームのセリーナのサービスゲームでは30-30となり、あと2ポイントでアザレンカの勝利が決まるところだったが、セリーナが何とかサービスキープに成功、ゲームカウント5-4となる。

第10ゲーム、アザレンカのサービング・フォー・ザ・マッチで、サービスキープすれば優勝という場面となる。しかし、四大大会2度目の決勝進出のアザレンカは緊張してしまい、ぎこちないプレーで3ポイント連続で落としてしまい、0-40としてしまうとそのままブレークを許し、試合はゲームカウント5-5となる。

セリーナは四大大会で19度も決勝に進出しており、経験の差が如実に出た格好となった。

姉であるV・ウィリアムズ(アメリカ)が見守る中、セリーナは第11ゲームもサービスキープに成功し、ゲームカウント6-5と今度は逆転でリードする。

そして第12ゲーム、アザレンカがサービスキープすればタイブレークへ入っていたのだが、セリーナは強烈なリターンでアザレンカのサービスをアタックしリード。そして、迎えたマッチポイントでセリーナはバックハンドリターンを放ち、返球したアザレンカのバックハンドがアウト、試合に終止符が打たれた。

試合が終わるとセリーナは「信じられない、信じられない、信じられない」という言葉を繰り返し叫び、そのまま母親とヴィーナスが見守るスタンドへ向かい、祝福のキスを交わした。

一方、勝利を目前にしながらも敗れたアザレンカはベンチに座り、白いタオルを顔にかけて悔しさを噛み締めていた。

決勝のセリーナはサービスも好調で、13本のサービスエースを記録し、最大速度は125マイル(約200㎞)をマークした。

9月26日に31歳となるセリーナは、M・ナブラチロワ(アメリカ)が1987年に優勝して以来の30歳以上の女子シングルス優勝選手となった。

セリーナは1999年、17歳のときに今大会で四大大会初優勝を飾っており、今回の優勝との開きは13年。これは1968年のオープン化時代以降、最長のことで、第2位はナブラチロワとC・エバート(アメリカ)の12年。ナブラチロワはウィンブルドンで1978年と1990年に優勝しており、エバートは全仏オープンで1974年と1986年に優勝している。

(翻訳/森田系太郎)

(2012年9月10日11時56分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

5月13日

内島萌夏 逆転勝ちで初戦突破 (20時29分)

ジョコとマレー、コーチ関係終了 (19時07分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsサワンカエウ (18時00分)

19歳 ストレート勝ちで16強 (16時13分)

トゥロター 今季クレー初白星 (14時53分)

「WTA1000」15連勝で8強 (11時32分)

世界7位 思わぬ形で16強「残念」 (10時00分)

シナー 相手転倒も対応に称賛の嵐 (8時24分)

5月12日

伊藤あおい 3年半ぶりクレーは黒星 (23時32分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsカルタル (22時53分)

大坂なおみ撃破、死闘制し嘔吐 (22時14分)

大坂なおみ 死闘の末に8強ならず (20時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsスターンズ (18時03分)

日本 初戦はイギリスに決定 (17時54分)

大坂なおみ 次戦の相手スターンズとは (17時11分)

今季最長の死闘で世界10位撃破 (16時07分)

アルカラス 初の16強「大変だった」 (9時58分)

昨年王者ズべレフ 5年連続16強 (8時54分)

5月11日

世界1位 逆転勝ちで16強 (23時16分)

試合後に口論も「それも試合の一部」 (22時10分)

柴原瑛菜 第1シードに屈し準V (20時23分)

坂詰姫野 16歳に屈し準優勝 (17時16分)

激闘の末敗れ今季6度目の初戦敗退 (16時14分)

準V→2回戦敗退で世界ランク急落 (9時14分)

3年ぶり 世界4位以下に陥落 (8時13分)

小堀桃子/清水綾乃ペア 2週連続V (6時39分)

世界1位シナー 出場停止から復帰し白星 (5時52分)

大坂なおみ 逆転勝ちで2年連続16強 (3時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsブズコバ (0時51分)

【動画】転倒したデ・ヨングに駆け寄るシナー (0時00分)

5月10日

大坂なおみに追い風?第5シード敗退 (23時45分)

前年女王 まさかの3回戦敗退 (22時35分)

無料体験実施中!新テニススクールオープン (16時12分)

メド 元世界8位にストレート勝ち (15時38分)

チチパス 5連続7度目の初戦突破 (14時27分)

露から国籍変更の相手と握手交わす (12時08分)

ジョコ 主催者推薦で全仏OP前哨戦へ (10時09分)

ズべレフ完勝 2連覇へ好発進 (7時47分)

【動画】大坂なおみ 死闘の末に4回戦敗退… 試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】今季最長3時間44分の死闘!ムーテ 勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!