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女子テニスツアーのバクー・カップ(アゼルバイジャン/バクー、賞金総額22万ドル、ハード)は26日に、シングルス準々決勝4試合が行なわれ、第5シードのB・ヨバノフスキ(セルビア)が予選勝者のA・クルニッチとの5-7, 7-6 (7-3), 6-3の3時間を超えるマラソンマッチを制して、自身2度目の準決勝進出を果たした。
世界ランク97位のヨバノフスキと同213のクルニッチの一戦は、第1セットでは3度のブレークを奪い合うブレーク合戦となったが、終盤で4度目のブレークに成功したクルニッチが第1セットを先取した。
続く第2セットも3度のブレークを奪い合いそのままタイブレークへ。そのタイブレークではヨバノフスキが主導権を握り、タイブレークを制すると勝敗の行方は第3セットへともつれた。
第3セットでは1度ブレークを許したヨバノフスキだったが、3度のブレークを奪い返し、3時間16分のマラソンマッチを制して2011年のシドニー大会以来となる自身2度目のツアー4強入りを決めた。
この試合、第2セットだけで1時間半を超える戦いとなり、3時間16分の試合時間は、今季ここまでで2番目に長い試合となり、最長試合とわずか1分しか違わなかった。
決勝進出を懸けてヨバノフスキは、第2シードのA・パノワ(ロシア)と準決勝で顔を合わせる。パノワは、第6シードで今大会のダブルス・パートナーであるN・ブラチコワ(ロシア)を2-6, 7-6 (7-5), 6-4と、こちらも接戦を制しての勝ち上がり。
第1セットは5回握られたブレークポイント全てを退けたブラチコワがパノワから2度のブレークに成功してあっさり奪うと、第2セットも先にブレークに成功し5-4でサービング・フォー・マッチを迎えた。しかし勝利を意識したのか、そこでブレークを許しタイブレークへ。
タイブレークも接戦となり5-5とブラチコワはあと2ポイントで勝利とパノワを追い詰めるも、そこから2ポイントを奪ったパノワが試合を振り出しに戻した。
第3セットではブレーク合戦となり、3度のブレークを許したパノワが4度のブレークをブラチコワから奪い、2時間55分の逆転で勝利。2月のコロンビアはボゴタ大会で準優勝を飾って以来となる今季2度目のベスト4入りを果たした。
この日は残りの試合も全てフルセットへもつれた。O・プチュコワが第3シードのM・ミネッラ(ルクセンブルグ)を2-6, 6-1, 6-2で下す金星を飾ると、J・コーエンもM・リバリコワ(スロバキア)を3-6, 6-3, 6-4とこちらも逆転で倒しベスト4へ顔を揃えた。
世界ランク82位のミネッラは同174のプチュコワから第1セットでは2度のブレークを奪い先取。しかし第2セットでは1度もブレークポイントをミネッラに与えなかったプチュコワが逆に2度のブレークに成功しセットオールへと追い付いた。
第3セットでも好調なサービスゲームを続けるプチュコワは、3度握られたブレークポイント全てを切り抜け、再びミネッラから2度のブレークに成功すると1時間45分の逆転で勝利。ミネッラとの対戦成績を3勝0敗へと伸ばすと共に、2006年10月のカナダはケベック・シティ大会での準優勝以来となる準決勝進出となった。
同114位のリバリコワは同134位のコーエンから、試合を通して実に10本のサービスエースを記録するも、勝利の女神は微笑まなかった。
第1セットだけで6本のサービスエースを叩き出したリバリコワは、1度もブレークをコーエンに許さず、1度ブレークに成功してそのセットを先取。第2セットに入るとサーブの調子を上げたコーエンが1度ブレークを許したものの、2度のブレークに成功して勝敗の行方は第3セットへ。
その第3セットでコーエンは、自身のサービスゲームでは全て第1サーブを入れると75%の確率でポイントを奪い、1度ブレークを許したものの逆にサーブの調子を崩したリバリコワから2度のブレークを奪うと2時間31分の逆転で勝利を物にし、自身3度目のWTAツアー大会出場で初となるツアー4強入りとなった。
決勝への切符を懸けてプチュコワはコーエンと準決勝で対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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