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女子テニスツアーのストラスブール国際(フランス/ストラスブール、賞金総額/22万ユーロ、クレー)は22日、シングルス1回戦12試合が行われ、森田あゆみ(日本)が第6シードのM・イラコビッチ(ニュージーランド)に6-1, 6-3のストレートで快勝、2回戦に進出した。
世界ランク88位の森田はこの日、同40位のイラコビッチから試合を通して5度のブレークに成功するなど圧倒、第2セットでは1本もブレークピンチに直面しない安定したプレーを展開、1時間16分で今年2月以来となるツアーレベルでの勝利を飾った。
今大会では2009年にベスト4進出を果たしている森田は、2回戦でV・ラッツァーノ(フランス)と対戦する。主催者推薦で出場しているラッツァーノは、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)に1-6, 6-2, 7-5の逆転で勝利している。
この日はシード勢で明暗が分かれる1日となった。第2シードのF・スキアボーネ(イタリア)はA・カダントゥ(ルーマニア)に6-1, 6-2で、前日から試合を繰り越していた第4シードのA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)はA・タチシュビリ(グルジア)に7-5, 4-6, 6-1で勝利したが、そのほかのシード勢は初戦で姿を消した。
全仏オープンでは2010年に優勝、昨年は準優勝とクレーコートでの実績があるスキアボーネであったが、今季のクレーシーズンでは直近の3大会で1勝しかできないなど、思うような成績が挙げられず、トップ10からも転落していた。
この日の試合では、巧みなボールコントロールでカダントゥを突き放したスキアボーネは「ここストラスブールでは気分が良いです。コンディションが私に合っていました。コートが遅いですし、ボールも飛びすぎません。そのおかげで、相手を動かすことが出来ました。」と、自らのプレーを分析した。
さらにスキアボーネは「ここしばらくはベストのプレーが出来ませんでした。ですから今日の試合で、体も心も強くあれたのは本当に重要なことです。特にここはパリと環境が似ているので、今は試合数を重ねることも大切なことです。」と、久しぶりの快勝に手応えを感じていた。
この他の試合の結果は以下の通り。
S・スティーブンス(アメリカ) ○-× M・キリレンコ(ロシア) (3), 3-6, 7-5, 0-0, 途中棄権
A・パノワ(ロシア) ○-× M・バーテル(ドイツ) (5), 6-3, 7-6 (9-7)
S・ペア(イスラエル) ○-× A・ウズニアッキ(カナダ) (9), 7-5, 6-0
J・ラーソン(スウェーデン) ○-× L・デイビス(アメリカ), 3-6, 7-6 (7-5), 7-6 (7-5)
M・ルチッチ(クロアチア) ○-× A・ケタボング(英国), 2-6, 7-5, 6-4
T・バボス(ハンガリー) ○-× A・セバストバ(ラトビア), 3-0, 途中棄権
A・コルネ(フランス) ○-× O・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ), 6-4, 2-6, 6-4
L・フラデカ(チェコ共和国) ○-× M・ミネッラ(ルクセンブルグ), 7-6 (7-3), 6-2
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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