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男子テニスツアーのニース・オープン(フランス/ニース、賞金総額/39万8250ユーロ、クレー)は火曜日にシングルス1回戦全12試合が行われ、第5シードのB・トミック(オーストラリア)がL・ラコ(スロバキア)を6-2, 6-3のストレートの快勝で退け、今大会のデビュー戦を勝利で飾った。
月曜日に初日を迎えた今大会だったが、悪天候のために1試合も消化できず、1回戦の全てがこの日に行われていた。
その1回戦では、今週発表の最新の世界ランクで28位と自己最高位を更新したトミックは、同63位のラコに対し第1セットでは1度もブレークポイントさえ握らせず、2度のブレークを奪い先取。
第2セットではこの試合唯一のブレークをラコに奪われるも、2度のブレークを奪い返し、わずか65分のストレートでこの大会での初戦を白星で飾った。
トミックは今季4度目のベスト8入りを懸けて、予選を勝ち上がったS・クエリー(アメリカ)を6-2, 7-5で下したM・ククシュキン(カザフスタン)と2回戦で対戦する。
前日の月曜日に唯一試合がスタートしていたX・マリス(ベルギー)とルー・イェンスン(台湾)の試合は、7-5, 6-4のストレートでマリスがルーを退けて2回戦へ駒を進めた。
その試合、第1セットを7-5でマリスが先取し、第2セットの第1ゲームをマリスがキープしたところで雨が激しくなり中断。その後も再開されることなくこの日へと順延となっていた。
再開された試合でも、マリスは1度もルーにブレークポイントを握らせず、ルーから1度ブレークを奪うとトータル1時間52分のストレートで勝利を飾った。
マリスは第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)と2回戦で顔を合わせる。
今大会、上位4シード選手は1回戦が免除されているため2回戦からの登場となっている。第1シードはアイズナーで、第2シードはG・シモン(フランス)、第3シードはN・アルマグロ(スペイン)、第4シードはG・モンフィス(フランス)と続く。
元世界ランク1位で主催者推薦のJ・C・フェレーロ(スペイン)は第6シードのR・ハース(オランダ)を4-6, 7-6 (8-6), 7-6 (8-6)の大接戦を逆転で制して2回戦進出を決めた。
第1セットを奪われた32歳のフェレーロは、第2セットのタイブレークでは25歳のハースに1度マッチポイントを握られるピンチに立たされるが、経験に勝るフェレーロが何とかしのぎ試合はファイナルセットへ。
勝敗を決める第3セットも両者1度ずつのブレークを奪い合い譲らぬ展開でまたしてもタイブレークへともつれた。そのタイブレークでも一進一退の接戦となったが、2003年の全仏オープン・チャンピオンのフェレーロがクレー巧者ぶりを発揮して2時間32分の逆転で勝利を物にした。
ベスト8進出を懸けて2回戦でフェレーロはT・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。この日の試合でベルッチも、D・ヤング(アメリカ)を6-7 (5-7), 6-0, 6-3の逆転で倒しての勝ち上がり。
この日行われたその他の試合結果は以下の通り。
D・イストミン(ウズベキスタン) (7) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 7-6 (7-3), 1-6, 6-1
S・ダルシス(ベルギー) ○-× F・フォニュイーニ(イタリア) (8), 7-6 (7-3), 7-5
G・ディミトロフ(ブルガリア) ○-× D・セラ(イスラエル), 7-5, 6-1
B・ベイカー ○-× S・スタコフスキ(ウクライナ), 6-7 (2-7), 6-4, 7-5
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス) ○-× B・パイユ(フランス), 6-4, 7-6 (7-2)
N・ダビデンコ(ロシア) ○-× M・エブデン(オーストラリア), 6-3, 6-3
F・ボランドリ(イタリア) ○-× O・ロクス(ベルギー), 4-6, 7-6 (7-2), 6-2
今大会の優勝賞金は7万1900ユーロ。
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