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男子テニスツアーのマスターズ・シリーズであるモンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、賞金総額242万7975ユーロ、クレー)は16日、シングルス1回戦9試合が行われ、F・ベルダスコ(スペイン)、J・メルツァー(オーストリア)、A・ドルゴポロフ(ウクライナ)らシード勢が順当に2回戦に進出した。
第13シードのベルダスコはO・ロクス(ベルギー)に4-6, 6-2, 7-5の逆転で勝利、2時間10分で初戦突破を決めた。第1セットは2度のブレークを許したベルダスコであったが、それ以降は1本もブレークピンチに直面することなく、第3セット第11ゲームで決定的なブレークに成功すると、そのままロクスを突き放した。
試合後の会見でベルダスコは「ここでは1度だけ決勝に進出したことがあるので、大好きな大会の一つです。」と、大会への思いを語っている。28歳のベルダスコは、2010年の決勝に進出したものの、R・ナダル(スペイン)の前に0-6, 1-6で敗れていた。
第15シードのメルツァーはL・クボット(ポーランド)に6-2, 7-5のストレートで勝利、1時間37分で2回戦に進出した。この試合を通して5度のブレークに成功していたメルツァーは、2回戦でJ・ベネトー(フランス)と対戦する。ベネトーはこの日、M・グラノジェルス(スペイン)を6-3, 3-6, 6-2で破っての初戦突破を果たしている。
第16シードのドルゴポロフはJ・I・チェラ(アルゼンチン)に6-2, 6-2と、わずか57分で快勝している。21歳のドルゴポロフは2回戦で、19歳のB・トミック(オーストラリア)と対戦する。トミックはD・イストミン(ウズベキスタン)を6-4, 6-3で下し、2回戦に駒を進めている。
世界ランク36位のトミックはドルゴポロフについて「どんなサーフェスであっても、難しい展開になる相手です。多くの選手がクレーコートではベースラインの後ろでプレーしますが、自分のプレーは少し違うと思います。もし自分のプレーができれば、クレーであっても相手は戸惑うと思います。」と、緩急を使い分けた自分のプレースタイルに自信を深めている。
この他の試合では、膝の怪我から復活したP・H・マチュー(フランス)がD・ヤング(アメリカ)に6-0, 6-1で圧勝、2回戦に進出している。主催者推薦で今大会に出場しているマチューは、4本あったブレークピンチ全てを切り抜けると、試合を通して6度のブレークに成功していた。
30歳のマチューは「自分の動きに満足しているし、ボールを返し続けることもできました。20代のような膝はもうありませんが、問題なく動けています。物事が良い方向に向かっています。」と、怪我からの回復を喜んでいる。
元世界ランク12位のマチューは2回戦で、第12シードの錦織圭(日本)とA・ラモス(スペイン)の1回戦の勝者と対戦する。
この他の試合の結果は以下の通り。
P・コールシュライバー(ドイツ) ○-× G・ルファン(フランス), 6-4, 6-4
J・ニエミネン(フィンランド) ○-× R・シュティエパネック(チェコ共和国), 6-3, 7-6 (7-3)
A・モンタネス(スペイン) ○-× M・ラオニチ(カナダ), 6-2, 3-6, 6-3
この日はディフェンディング・チャンピオンであるナダルが会見を行っており「過去、クレーでは多くの成功を収めてきましたし、ここでも良いプレーをしたいです。しばらくタイトルを獲得していませんが、一体どれだけ決勝でプレーしたのでしょう。」と、大会8連覇への意気込みを語っている。
世界ランク2位のナダルは、同1位のN・ジョコビッチ(セルビア)に対し決勝で7連敗を喫しており、昨年の全仏オープン以降、タイトルを獲得していない。
今大会の優勝賞金は46万260ユーロ。
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