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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額469万4969ドル、ハード)は日曜日に残りの2回戦を行い、第2シードのR・ナダル(スペイン)がL・メイヤーに6-1, 6-3のスコアで圧勝、3回戦進出を決めた。
2回戦のナダルは各セットともにメイヤーのサービスゲームを2度ずつブレークし、試合の主導権を握った。マッチポイントではメイヤーのフォアハンドがサイドアウトし、わずか1時間15分でナダルが勝利を決めた。
シード選手のため2回戦が初戦だったナダルは試合後、「今大会を勝利でスタートすることがうれしく思います。いいプレーができました。」と話した。
ナダルは1月の全豪オープン決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて以来、大会に出場しておらず、久しぶりの公式戦出場となっている。
ナダルは今大会と相性がよく、ここ最近の6度の出場ではいずれもベスト4以上に勝ち上がっている。2007年と2009年には見事優勝を飾り、また昨年はジョコビッチに敗れたものの準優勝を飾っている。
ナダルは3回戦で同胞で第26シードのM・グラノジェルス(スペイン)と対戦する。グラノジェルスは2回戦で元世界2位の強豪T・ハース(ドイツ)を6-3, 2-6, 6-3で振り切っての勝ち上がり。
その他の試合結果は以下の通り。
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) (9) ○-× M・マトセビッチ(オーストラリア), 7-5, 6-2
M・バグダティス(キプロス) ○-× F・ロペス(スペイン) (15), 6-3, 6-4
F・ベルダスコ(スペイン) (19) ○-× R・スウィーティング(アメリカ), 6-2, 6-2
T・ベルッチ(ブラジル) ○-× J・メルツァー(オーストリア) (20), 6-3, 6-3
D・イストミン(ウズベキスタン) ○-× J・I・チェラ(アルゼンチン) (31), 7-6 (7-5), 6-7 (7-9), 7-5
N・ダビデンコ(ロシア) ○-× B・パウ(ドイツ), 7-5, 6-2
シード勢では第15シードのロペスが2006年全豪準優勝者で試合巧者のバグダティスにストレート負けを喫し、上位進出を逃している。また第20シードのメルツァー、第31シードのチェラもノーシード選手に敗れている。
尚、今大会では食中毒が発生し、選手が棄権するケースが目立っている。
男子では第14シードのG・モンフィス(フランス)、P・コールシュライバー(ドイツ)、A・セッピ(イタリア)らが胃腸の不調を訴えて棄権している。また女子選手では地元期待のV・キング(アメリカ)やB・マテック、M・リバリコワ(スロバキア)が棄権を決めている。
先月、パリの大会でWTAツアー初優勝を飾って波に乗っていたキングは、ツィッター上で「夜に発熱、下痢、嘔吐が続き、人生最悪の夜の1つとなりました。」と食中毒のひどさを語っている。
今大会の優勝賞金は100万ドル。
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