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毎年シーズン開幕と同時にオーストラリアはパースで、国際テニス連盟(ITF)が統括するエキシビション大会のヒュンダイ・ホップマン・カップ2012が12月31日から1月7日にかけて開催される。今回は女子世界ランク1位のC・ウォズニアキ(デンマーク)、ウィンブルドンを制し世界ランク2位でシーズンを終えたP・クヴィトバ(チェコ共和国)、全仏オープン覇者のN・リー(中国)らが母国を代表して出場する。
8ヶ国によって争われる同大会は、各国から男女各1名ずつ選出され、男子、女子のシングルスとミックスダブルスの3試合によって勝敗が争われる。ヒュンダイ・ホップマン・カップ2012のエントリー国と代表選手は以下の通り。()内はシード順位。
チェコ共和国(1):P・クヴィトバ、T・ベルディフ(チェコ共和国)
フランス(2):M・バルトリ(フランス)、R・ガスケ(フランス)
スペイン(3):A・メディーナ=ガリゲス(スペイン)、F・ベルダスコ(スペイン)
アメリカ(4):B・マテック(アメリカ)、M・フィッシュ(アメリカ)
デンマーク:C・ウォズニアキ、F・ニールセン
ブルガリア:T・ピロンコバ(ブルガリア)、G・ディミトロフ(ブルガリア)
オーストラリア:J・ガイドソバ(オーストラリア)、L・ヒューイット(オーストラリア)
中国:N・リー、D・ウー
出場8ヶ国が4ヶ国の2グループに別れて予選ラウンドロビンを行い、各グループの1位の国が最終日に決勝戦を行う。グループAは第1シードのチェコ共和国、第4シードのアメリカ、デンマーク、ブルガリア。グループBには第2シードのフランス、第3シードのスペイン、オーストラリア、中国が振り分けられた。
初日の31日には、第2シードのフランスと対戦する中国。その中国から出場するリーは、今年の全仏オープンを制し中国人選手として初めてグランドスラム優勝を飾り、6月には自己最高位の4位を記録。これはクルム伊達公子(日本)が1995年に記録したアジア人女子選手の最高位記録に並んだ。
今大会に初出場のリーは「こうしてホップマン・カップに初出場出来る事を嬉しく思います。大会や開催地のパースについては、たくさんの良い事を聞いています。この大会で好成績を残して、その後のオーストラリア・シーズンも良いプレーを続けられたらと思っています。」と、大会への意気込みを語った。
大会2日目には第3シードのスペインと地元のオーストラリアが対戦する。そのオーストラリアは1999年に、J・ドキッチ(オーストラリア)とM・フィリプーシス(オーストラリア)のペアで優勝を飾っており、それ以来の地元優勝を狙う。
2001年のUSオープンと2002年のウィンブルドンを制した元世界ランク1位のヒューイットはこれが6回目の出場となる。
「祖国を代表して戦う事は大好きで、ジャーミラ(ガイドソバ)とペアーを組めて光栄に思います。二人でタイトル獲得を狙います。良いテニスが出来るように全力を尽くします。地元のファンの声援は大きな力になりますし、そんな観客の前でプレーが出来ることは大きな喜びです。」
ヒュンダイ・ホップマン・カップ2012は24回目の開催で、ブルガリアが初出場する。これは同大会史上40番目の国となる。
加えて、5名のトップ10選手(女子3名、男子2名)が出場し、今季のグランドスラム・チャンピオン2名(リー、クヴィトバ)も登場する。歴代24人目の世界1位であるウォズニアキと共に出場16選手中11選手が同大会のデビューを飾る。
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