HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
男子テニスツアーのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、賞金総額72万5000ドル、ハード)は22日、シングルス準決勝2試合が行われ、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのV・トロイキ(セルビア)と第1シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がそれぞれ勝利、決勝は史上初となるセルビア勢対決となった。
この日の試合でティプサレビッチは第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)を6-2, 7-5で、トロイキはJ・シャーディ(フランス)を6-4, 6-4で下し、決勝に進出している。
「今年はセルビアのテニスにとって素晴らしい1年になりましたし、セルビア人同士の決勝が実現したことは、セルビアに素晴らしいテニス選手がいる証明となりました。」とティプサレビッチ。「N・ジョコビッチ(セルビア)だけではなく、ほかにも良い選手はいるのです。」
9月に行われたクアラルンプール大会でキャリア初タイトルを獲得していたティプサレビッチは、第2セットで6本のブレークピンチを切り抜けると、第11ゲームでブレークに成功、最後はサービスエースで試合を締めくくった。
今大会では過去3度の優勝を経験しているダビデンコは「ベースラインでは彼の方が良いプレーをしていました。僕は何とか攻めようとしましたが、ミスが多すぎました。だけど、怪我をしていながらも世界14位を相手にセットを取れそうなところまでプレーができて驚いています。」と、自らのパフォーマンスについて満足している様子を見せた。
今大会2連覇を目指すトロイキは、それぞれのセット第9ゲームでブレークに成功すると、最後はこの日12本目となるサービスエースで試合を決めた。
「大切な場面で集中力を切らさずことができてラッキーでした。」とトロイキ。「デュースから2度もブレークできました。彼は元トップ30で、今は復帰の途中にいます。今日は彼を倒すために、ベストのプレーが必要でした。」
今大会の優勝賞金は13万2160ドル。
その他のニュース
|
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.