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男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、賞金総額450万ドル、ハード)は4日、シングルス1回戦残り10試合を行い、第1シードのJW・ツォンガ(フランス)がG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (7-5), 7-5と1時間48分のストレートで競り勝ち初戦突破を決めた。
第1セットは両者1度もブレークを許さずタイブレークへ。そのタイブレークを僅差で勝ち取ったツォンガだったが、このセットでの獲得ポイントではディミトロフの40に対して39と、終始押され気味だった。
第2セットも1度ずつブレークを奪い合い両者譲らない展開から、終盤で2度目のブレークに成功したツォンガが辛うじて勝利を手にした。2週間前に祖国フランスはメッツ大会で自身6度目の優勝を飾ったツォンガは、ツアー最終戦のポイントレースで現在7位にいるため、その出場権を獲得するためにもどうしても上位進出を狙いたい。
「ディミトロフとの対戦はとても難しいもの。なぜなら彼は本当に素晴らしい選手だからさ。特に大会の初戦はいつもタフなもので、今日は動きが鈍くて上手くボールを打つことが出来なかった。だから色々考えながらプレーをし、結果勝利を掴むことが出来たことは嬉しく思う。」とツォンガは安堵の気持ちで一杯だった。
ツォンガはZ・チャンと2回戦を行う。チャンはZ・リーとの主催者推薦対決を6-1, 6-3で制して、2回戦進出を決めていた。
その他登場したシード勢では、第3シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)がJ・メルツァー(オーストリア)を7-5, 7-5のストレートで下して順当に2回戦進出を果たしたが、第4シードのN・アルマグロ(スペイン)と第5シードのG・シモン(フランス)は敗退する波乱に見舞われた。
世界ランク10位のベルディフは同21位ながら元トップ10選手のメルツァーに対して、3度のブレークポイントを握られるも全てを切り抜けると、各セットの終盤で1度ずつブレークに成功して1時間37分のストレートで順当に2回戦進出を決めた。
シードダウンを飾ったのはM・ヨージニ(ロシア)とM・グラノジェルス(スペイン)で、ヨージニが第4シードのアルマグロを6-3, 6-2で、グラノジェルスが第5シードのシモンを6-3, 6-1と、いずれもストレートで退けた。
ヨージニは第1セットでは1度のブレークもアルマグロに許さず、アルマグロの第2サーブを攻め2度のブレークに成功しそのセットを先取した。第2セットは1度ブレークを許したヨージニだったが、第1サーブが38%しか決まらなかったアルマグロの第2サーブを攻め立て3度のブレークに成功しわずか69分で勝利を飾った。
シモンはこの日、第1サーブはわずか40%しか決まらず7本のダブルフォルトを犯すなど、両セット合わせて5度のブレークをグラノジェルスに奪われるなど全くリズムが掴めなかった。一方、グラノジェルスは第1セットで1度ブレークをシモンに奪われたが第2セットでもリズムを奪われることなく69分でシモンを一蹴した。
ベルディフはT・ロブレド(スペイン)を6-3, 7-6 (7-0)で下したP・コールシュライバー(ドイツ)と、ヨージニはF・ロペス(スペイン)と、グラノジェルスはT・ベルッチ(ブラジル)を6-1, 7-6 (7-4)で倒したJ・C・フェレーロ(スペイン)と、それぞれ2回戦で対戦する。
その他の試合結果は以下の通り。
F・フォニュイーニ(イタリア) ○-× G・ゼミヤ(スロバキア), 6-4, 6-1
I・リュビチッチ(クロアチア) ○-× T・ガバシュビリ(ロシア), 7-5, 7-5
A・モンタネス(スペイン) ○-× P・カプデビル(チリ), 6-3, 6-3
今大会の優勝賞金は50万5000ドル。
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