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女子テニスツアーであるSARラ・プリンセス・ラーラ・メリヤム・グランプリ(モロッコ/フェス、賞金総額22万ドル、クレー)は土曜日に準決勝を行い、第7シードのS・ハレプ(ルーマニア)がK・フリッペンス(ベルギー)を7-5, 6-4のストレートで下し、見事、決勝進出を決めた。
ハレプはフリッペンスが苦手とするサービスにつけ込み、6度のブレークをマークした。第2セットでは4-4からサービスブレークに成功、5-4とすると、第10ゲームをキープし、そのまま試合に終止符を打った。
試合後、ハレプは「タフな試合でした。スライスに対応するのが大変でした。しかしいいテニスができました。リズムをつかむことができました。」と振り返った。
ハレプは昨年の今大会で予選を勝ち上がって決勝まで進出していたが、I・ベネソバ(チェコ共和国)に敗れ、準優勝に終わっていた。
今年こそは優勝を狙うハレプは、決勝でベテランのA・ブリアンティ(イタリア)と対戦する。ブリアンティは準決勝で元世界女王のD・サフィーナ(ロシア)と対戦予定だったが、発熱でサフィーナが棄権したため、不戦勝で決勝進出を果たしている。
サフィーナは2009年8月のシンシナティの大会で準優勝して以来の久々のツアーベスト4進出だったが、残念な棄権となった。
サフィーナはツイッターで次のように述べている。「いいテニスができていただけに残念です。でも健康の方が大事だと判断しました。」
ハレプもブリアンティもこれまでWTAツアーで優勝がなく、決勝ではツアー初優勝を目指す。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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