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女子テニスツアーのアンダルシア・テニス・エクスペリエンス(スペイン/マルベーニャ、賞金総額22万ドル、クレー)は6日、シングルス1回戦残り2試合と2回戦4試合を行い、元世界ランク1位で主催者推薦で出場のD・サフィーナ(ロシア)が第5シードのT・ピロンコバ(ブルガリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、今季初のベスト8進出を決めた。
第1セットは1度ブレークを奪われたサフィーナだったが、ピロンコバから2度のブレークを奪い返しそのセットを先取。第2セットでは5本のダブルフォルトを犯したサフィーナが2度ブレークを奪われるも、3度のブレークを奪うなど安定したストロークを見せて1時間36分のストレートでピロンコバを下して、昨年9月の韓国オープン以来となる8強入りに成功した。
「とても嬉しい。2日続けて勝利を飾ることができたのは、かなり久しぶりだと思う。それでも、もっと簡単に勝利を上げることが出来た試合だったのに、ちょっとしたミスを犯してしまって試合を難しくしてしまった。」とサフィーナは試合を振り返っていた。
元世界ランク1位のサフィーナだが、腰の怪我から復帰後のスランプから2月13日発表の世界ランクでは117位まで下げていた。しかしここ最近は復調の兆しが見られ、これまでの3大会では5勝3敗と現在は81位まで上昇させ、今大会の勝ち上がりでも更にランキングを上げる見込み。準々決勝でサフィーナは第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)とL・ポウス・ティオ(スペイン)の勝者と対戦する。
この日の1回戦に登場したアザレンカはA・パーラ=サントンハ(スペイン)を6-2, 6-3と危なげなく下して2回戦へ進んだ。先週まで行われていた準グランドスラムのソニー・エリクソン・オープンで今季初優勝を飾っていたアザレンカは、各セット2度ずつのブレークをパーラ=サントンハから奪い、74分で勝利を決めた。
「とても良い感触でプレーができたことに驚いている。今日はベストのプレーが出来るとは思っていなかった。火曜日にアメリカからここへ来たばかりだったから。今日の試合前にはたった1度しかクレーで練習が出来ていなかった。だからこうして順応できた事にはとても満足している。クレーではもっと辛抱強くプレーをしなければならないから。次の試合もとても楽しみ。」とアザレンカは自身のプレーに満足していた。
この日行われたその他の2回戦では、シード勢が順当に準々決勝へ駒を進めた。第2シードのS・クズネツォワ(ロシア)がA・サバイ(ハンガリー)を6-7 (2-7), 6-1, 6-2の逆転で、第6シードのK・ザコパロバ(チェコ共和国)がL・ドミンゲス=リノ(スペイン)を7-6 (7-3), 1-6, 7-6 (7-0)のフルセットで、第8シードのS・エラーニ(イタリア)がK・バロア(ドイツ)を6-1, 6-2のストレートで下していた。
2日連続で第1セットを落としてからの逆転勝利だったクズネツォワは「今日と昨日の試合の違いは、まるで昼と夜くらい違った。今日の試合の方がかなり良かった。今日は上手くスライドすることが出来たし、もっとスピンをボールにかけることが出来た。昨日はクレーに調節することが難しかった。今日の方がよりクレーでのプレーに近づいていた。」と、好感触を得ていた。
残りの1回戦ではA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)がI・ベネソバ(チェコ共和国)を6-0, 6-2と78分で一蹴。メディーナ=ガリゲスは2回戦で、第4シードのA・ドゥルゲル(ルーマニア)とベスト8進出を懸けて対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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