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今年最初のマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、賞金総額364万5000ドル、ハード)は金曜日にシングルス1回戦を行い、錦織圭(日本)はI・アンドレエフ(ロシア)と対戦したが、4-6, 7-6 (7-2), 4-6で敗れ、2回戦進出はならなかった。錦織は1回戦に勝てば世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)との初対戦が待っていたが、次回以降にお預け、という形になった。
一方、同じく若手の新星M・ラオニチ(カナダ)はM・イルハン(トルコ)を6-2, 7-6(7-4)を下し、2回戦進出を決めている。
20歳のラオニチは今季、大ブレークしており、サンノゼの大会ではF・ベルダスコ(スペイン)を下して優勝し、また次週のメンフィスの大会ではA・ロディック(アメリカ)に敗れたものの準優勝している。
試合後、ラオニチは「トーナメントは2週間ぶりですので、コートに戻れてうれしいです。さらにいいプレーができている感じです。」と自信をのぞかせた。ラオニチは最近の12試合で11勝しており、現在、絶好調だ。
「サーブの調子はあまりよくありませんでしが、メンフィスやサンノゼの大会と比べると、ストロークでさらにいいプレーができています。うれしいですね。」
今大会初出場のラオニチは、会場のファンからの声援にも感謝しているようだ。「観客のみなさんが敬意をもって応援してくれる時は、さらにいいプレーができます。また好かれることはうれしいことですね。だからスポーツは好きなんです。対戦相手も、観客のみなさんも好きなんです。だから好かれることも好きなんです。」
その他の試合では、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の18歳R・ハリソン(アメリカ)がJ・シャーディ(フランス)を6-7(5-7), 7-6(7-2), 6-3で振り切り、2回戦進出を決めている。試合時間は2時間37分に及んだ。
シャーディーはファイナルセットの0-5から3ゲームを連取して粘りをみせたが、最後は若手のハリソンの勢いに押し切られた。
また元世界ランク4位のJ・ブレーク(アメリカ)は、地元の期待を背負いつつC・グシオネ(オーストラリア)を3-6, 6-3, 6-2の逆転で退け、同じく2回戦に進んでいる。
その他の試合結果は以下の通り。
B・トミック(オーストラリア) ○-× R・ボパンナ(インド), 6-7(5-7), 7-6(7-1), 6-4
P・クエバス(ウルグアイ) ○-× P・アンジャー(スペイン), 7-5, 6-3
R・メロ(ブラジル) ○-× R・ラミレス=イダルゴ(スペイン), 6-4, 6-3
F・セラ(フランス) ○-× T・ガバシュビリ(ロシア), 6-4, 6-7(1-7), 7-6(7-4)
S・ヒラルド(コロンビア) ○-× D・ヒメノ=トラバー(スペイン), 6-4, 6-7(5-7), 6-3
P・ペッツシュナー(ドイツ) ○-× D・ブラウン(ジャマイカ), 6-4, 7-5
B・ベッカー(ドイツ) ○-× T・デ=バッカー(オランダ), 6-2, 7-5
J・ベネトー(フランス) ○-× F・ロペス(スペイン), 6-4, 6-4
L・クボット(ポーランド) ○-× M・ククシュキン(カザフスタン), 7-6(10-8), 6-4
A・ゴルベフ(カザフスタン) ○-× F・マイヤー(ドイツ), 6-2, 6-1
今大会の優勝賞金は61万1000ドル。
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