男子テニスツアーのリージョンズ・モーガン・キーガン選手権（アメリカ/メンフィス、賞金総額１１０万ドル、ハード）は１５日、シングルス１回戦１０試合が行なわれ、第１シードのＡ・ロディック（アメリカ）がＲ・ベランキス（リトアニア）（リトアニア）に4-6, 6-2, 6-3の逆転で勝利、２回戦に進出した。
今大会では過去に２度の優勝を経験しているロディックは、Ｊ・ティプサレビッチ（セルビア）と２回戦で対戦する。ノーシードのティプサレビッチは、地元勢のＲ・スウィーティング（アメリカ）を6-0, 7-6 (9-7)で下している。
この日の試合が全豪オープン以来となったロディックは、試合勘が戻っていないのかミスが多かったものの、２３本ものサービスエースを叩き出した。
「今日はファーストサーブさえ決めれば、後はどうにでもなる試合だった。」とロディック。「それがチャンスを与えてくれた。それに、第３セットでは少しだけ積極的なプレーが出来た。」
甲状腺の不調により、先週行なわれていたサンノゼの大会を欠場していた第４シードのＭ・フィッシュ（アメリカ）は、Ｔ・ガバシュビリ（ロシア）を6-1, 7-5のストレートで下し、２回戦進出を果している。
試合を終えたフィッシュは「先週の金曜日と比べると、格段に体調が良くなっています。これは良い兆候です。もちろん、目標は１００％の体調に戻ること。正直に言うと、１日ごとに体調が良くなっています。」と、コンディションについてコメントした。
ナイトセッションで行なわれた最後の試合では、第５シードのＳ・クエリー（アメリカ）がＤ・イストミン（ウズベキスタン）に6-7 (5-7), 7-6 (7-5), 6-4の逆転で勝利、辛くも２回戦に進出している。
この他の試合の結果は以下の通り。
Ａ・マンナリノ（フランス） ○-× Ｊ・ハジェク（チェコ共和国）, 6-2, 6-2
Ｍ・ラッセル（アメリカ） ○-× Ｉ・カルロビッチ（クロアチア）, 6-1, 7-6 (7-1)
Ｊ・ブレーク（アメリカ） ○-× Ｒ・メロ（ブラジル）, 6-4, 6-3
Ｒ・シュティエパネック（チェコ共和国） ○-× Ｂ・ベッカー（ドイツ）, 6-4, 6-2
Ｉ・ドディグ（クロアチア） ○-× Ｒ・シュトラー（ドイツ）, 3-6, 6-3, 6-4
Ｂ・ダブル（アルゼンチン） ○-× Ｍ・プルジシーズニー（ポーランド）, 7-5, 6-4
今大会の優勝賞金は２６万４０００ドル。
（2011年2月16日14時59分）
準V→2回戦敗退で世界ランク急落 
