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男子テニスツアーのPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、賞金総額39万8250ユーロ、ハード)は2日に、シングルス1回戦残り2試合と2回戦4試合を行い、大会2連覇中で第1シードのM・チリッチ(クロアチア)がI・クニツィン(ロシア)を7-6 (7-3), 6-2のストレートで下し、地元の大会での3連覇へ向けて順当に準々決勝へ駒を進めた。
今大会は上位4シード選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が今大会の初戦だったチリッチは、出だしは緊張からか接戦を強いられるも、その第1セットを先取すると第2セットでは本来のプレーを取り戻し、1時間39分でクニツィンを下した。
「緊張していたけど、第1セットでブレークされてからすぐにブレークバックできたのはラッキーだった。リズムに乗るのが難しかった。」と試合を振り返るチリッチは2回戦で第5シードのF・マイヤー(ドイツ)と対戦する。
「サーブは良かったけど、金曜日に予定されているマイヤーとの準々決勝はもっと注意しなければならない。きっと厳しい試合になるだろうし、去年のウィンブルドンでは負けているからね。彼との対戦はやりずらいんだ。」とチリッチは既に次の試合へ目を向けていた。
マイヤーはこの日に行われた2回戦でR・シュティエパネック(チェコ共和国)を7-6 (7-3), 6-3と1時間43分で倒し、開幕戦のブリスベン国際で敗退したシュティエパネックにリベンジする形となった。
その他の2回戦では、第3シードのG・ガルシア=ロペス(スペイン)がL・ラコ(スロバキア)を6-1, 2-6, 6-2で、第8シードのM・ベレー(ドイツ)が予選勝者のB・カブチッチ(スロベニア)を6-4, 6-1で破るなど、順当にベスト8進出を決めた。ガルシア=ロペスは第7シードのP・ペッツシュナー(ドイツ)と予選勝者のA・ボゴモロフJR(アメリカ)の勝者と、ベレーは第4シードのR・ガスケ(フランス)とA・クレマン(フランス)の勝者と準々決勝を行う。
この日行われた1回戦ではI・マルチェンコ(ウクライナ)が予選勝者のD・ラヨビッチを7-5, 6-2で、クレマンがM・ククシュキン(カザフスタン)を6-4, 6-3とストレートで倒して2回戦へ進んだ。
今大会の優勝賞金はシングルス7万2600ユーロ。
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