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男子テニスツアーのハイネケン・オープン(ニュージーランド/オークランド、賞金総額35万5500ドル、ハード)は金曜日に準決勝を行い、世界ランク7位で第1シードのD・フェレール(スペイン)がS・ヒラルド(コロンビア)を6-3, 7-5のストレートで下し、見事、決勝進出を決めた。
フェレールは決勝で元世界ランク3位のD・ナルバンディアン(アルゼンチン)と対戦する。準々決勝で前年度チャンピオンで第3シードのJ・アイズナー(アメリカ)を倒していた第6シードナルバンディアンは、準決勝で第2シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-4, 6-2で退け、決勝進出を決めている。
アルマグロは試合途中メディカル・タイムアウトを取り、右足の治療を受けた。その後は故障を最小限に抑えるため、ラリーを避けてエースを狙いにいったアルマグロだったが、ナルバンディアンは落ち着いてそれに対応し、ストレート勝ちを決めた。
来週から始まる今年の最初の四大大会である全豪オープンでは、ナルバンディアンは1回戦で地元期待の元世界王者L・ヒューイット(オーストラリア)との対戦カードが組まれており、注目を集めている。
またフェレールとナルバンディアンも、両者ともに順当に勝ち上がれば全豪オープンの3回戦で対戦するドローとなっている。
決勝戦についてフェレールは「高い確率でファーストサーブを入れる必要があります。ナルバンディアンのリターンは非常に素晴らしいからです。ナルバンディアンはとても攻撃的な選手なので、サーブがうまく入らなければ、厳しい試合になると思います。」と話している。
一方のナルバンディアンは「フェレールとの試合はいつもタフな試合になります。いつも通り、長いラリーが続くと思います。自分のプレーをし、自分のテニスレベルを維持して、勝ちにいくつもりです。」と述べている。
ナルバンディアンは腰の手術を含め、度重なる故障に悩まされてきたが、今回の決勝進出は完全復帰の新たな一歩になりそうだ。全豪での活躍も期待される。
今大会の優勝賞金は7万2600ドル。
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