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女子テニスツアーのメディバンク国際女子(オーストラリア/シドニー、賞金総額61万8000ドル、ハード)は12日、シングルス準々決勝4試合を行い、第3シードのK・クレイステルス(ベルギー)が第7シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)を6-3, 6-2と1時間25分で退けて準決勝進出を決めた。
この日のナイトセッションに登場したクレイステルスは、第1セットでは76%の確率で第1サーブを決めてきたアザレンカに対し、18本の凡ミスを犯すも、アザレンカの5本に対し15本のウィナーを決め、2度のブレークをアザレンカに許したが逆に3度のブレークを奪いそのセットを先取する。
続く第2セットで更にプレーの質を高めたクレイステルスは、8回握られたブレークピンチを全て切り抜けると、逆に2度のブレークをアザレンカから奪いストレートで勝利を収めた。
「第1セットで3-0とリードしたけど、とても競ったゲームだった。数少ないチャンスでブレークに成功できた。このコートで気分良くプレーできるように十分な準備ができていたし、青いコートはボールが見やすく感じたの。」と語るクレイステルスは、D・チブルコワ(スロバキア)を6-3, 5-7, 6-2で下したA・クレイバノワ(ロシア)と準決勝で顔を合わせる。
第8シードのN・リー(中国)はS・クズネツォワ(ロシア)を3-6, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で倒し、ベスト4入りを決めた。「試合中、勝敗にこだわり過ぎてしまった。次のポイントでどんなプレーをするかに集中できなかった。でも、試合後に後悔したくなかったから、途中から冷静になるように努めたの。」とリーは、どのように逆転に成功したかを語っていた。
リーは準決勝で予選を勝ち上がったB・ヨバノフスキ(セルビア)と対戦する。世界ランク77位のヨバノフスキは、同24位のF・ペネッタ(イタリア)を6-4, 6-1の快勝で倒し、自身初のWTAツアー4強入りを決めていた。
「信じられないし、本当に嬉しい。試合をするたびにどんどんプレーが良くなるの。コートにいると本当に気分が良いし、それがとても重要だと思う。今は何でもできる気分よ。」と語るヨバノフスキは、先月19歳になったばかりで試合を通して成長を感じていた。
今大会の優勝賞金は10万3000ドル。
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