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女子テニスツアーのコモンウェルス・バンク・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(インドネシア/バリ、賞金総額60万ドル、ハード)は6日、シングルス準決勝2試合が行われ、A・イバノビッチ(セルビア)がクルム伊達公子(日本)を7-5, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで振り切り、今季2度目となる決勝進出を決めた。
第1セットではゲームカウント5-3とリード奪ったクルム伊達は、ここで2本のセットポイントという絶好のチャンスを得るも、ここから元世界ランク1位のイバノビッチに6ゲームを連取されてしまう。
逆転で第1セットを奪ったイバノビッチは、第2セットでも勢いに乗り5-3でサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、ここからクルム伊達が反撃に転じ、第11ゲームでマッチポイントを切り抜けると、タイブレークの末にセットオールに追いつく。
第3セットに入ると、息を吹き返したイバノビッチが2度のブレークをクルム伊達から奪うと、そのリードを守りきり2時間23分で勝利、23歳の誕生日に花を添えた。
「肉体的にも精神的にもタフな試合でした。」とイバノビッチ。「試合序盤はサーブのリズムが良くなかったですが、落ち着いて第1セットを取れました。第2セットではマッチポイントがありましたが、彼女に本当に良いプレーをされてしまいました。最後は、ただ勝てて嬉しいです。彼女は低く、強いボールを打ってくるので、私の身長だと膝を深く曲げなくてはいけません。」
今大会に優勝すればトップ20復帰も視野に入ってくるイバノビッチは、決勝でA・クレイバノワ(ロシア)と対戦する。クレイバノワは、D・ハンチュコバ(スロバキア)に6-3, 6-1で快勝し決勝進出を決めている。
今大会の優勝賞金は21万ドル。
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