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男子テニスツアーのサンクトペテルブルク・オープン(ロシア/サンクトペテルブルク、賞金総額66万3670ドル、ハード)は27日、シングルス1回戦5試合が行われ、B・ベッカー(ドイツ)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのS・スタコフスキ(ウクライナ)を6-4, 5-7, 6-4のフルセットで破る波乱が起きた。
第1セットをベッカーに先制されたスタコフスキは、何とか第2セットを奪い返したものの、ファイナルセットでは再びベッカーの勢いに飲まれてしまい2時間10分で敗退、早くも大会を去ることとなった。
試合後の会見でスタコフスキは「タイトルを防衛するのは、いつでも大変なこと。試合に勝つチャンスはあったけど、それを活かしきれずに試合が終わってしまった。悪いプレーをしたわけじゃないけど、第3セットのブレーク後、彼はチャンスをくれなかった。」と肩を落とした。
今大会第1シードのM・ヨージニ(ロシア)もこの日の1回戦に登場、こちらはD・ブランズ(ドイツ)に6-4, 6-1のストレートと、わずか62分で2回戦進出を決めている。
「試合も早く終わったし、良いプレーだった。ミスが少なかった。」と語ったヨージニは、上位8人だけで行われるツアー最終戦の出場権争いの10位につけており、自身初となる出場権獲得のためには今大会で好成績を残したいところ。
この日は他のシード勢でも明暗が分かれており、第4シードのルー・イェンスン(台湾)がP・スタラーチェ(イタリア)に6-2, 6-2で快勝した一方、第5シードのV・トロイキ(セルビア)はR・シュトラー(ドイツ)に3-6, 6-4, 3-6で敗れ、大会を去ることとなっている。
先週行われたクレムリン・カップではシングルスで優勝、ダブルスで準優勝と大活躍だったトロイキは、連戦の疲れが残っていたことを認めている。
「試合ではチャンスがあったけど、良いプレーではなかった。守備的なプレーになってしまったし、自分のプレーに集中しようとしたけど上手く出来なかった。シュトラーは良いプレーだったよ、特に試合の終盤ではね。」
この他の試合では、A・ドルゴポロフ(ウクライナ)がF・フォニュイーニ(イタリア)を7-6 (7-5), 6-4で下し、2回戦進出を決めている。
この日はシングルス2回戦2試合も行われており、第3シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)がM・ラッセル(アメリカ)を6-2, 7-5で破っているほか、M・ククシュキン(カザフスタン)がT・ガバシュビリ(ロシア)に6-3, 6-4で勝利、ベスト8進出を決めている。
今大会の優勝賞金は11万3600ドル。
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