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女子テニスツアーのハンソル韓国オープン(韓国/ソウル、賞金総額22万ドル、ハード)は水曜日に、シングルス1回戦残り12試合を行い、ディフェンディング・チャンピオンのクルム伊達公子(日本)がセンターコートの第1試合に登場し、予選を勝ち上がった波形純理(日本)を6-2, 7-5のストレートで下して、大会2連覇へ好スタートを切った。
世界ランク51位のクルム伊達は同138位で予選を勝ち上がって本戦入りした波形に、第1セットは序盤で一気に4ー0とリードしそのまま先取。第2セットでは、28歳ながら現在自己最高位にいる好調な波形が奮起し、両者譲らない展開となったが、実力に勝るクルム伊達が終盤でギアを上げ1時間20分で勝利を手中に収めた。この日の試合は全て前日に行われる予定だったが悪天候のためにこの日へ順延となっていた。
「この大会は自分にとって幸運な場所。去年はまたタイトル獲得をさせてくれた大会。たくさんの良い思い出があります。ディフェンディング・チャンピオンとしてこの大会へ来ると、プレッシャーが多き過ぎるので、自分は今でもチャレンジャーなんだと思うようにしています。」とクルム伊達は、今大会への気持ちを語った。
昨年、38歳11ヶ月30日で優勝したクルム伊達は、B・ジーン・キング(アメリカ)が1983年に39歳で優勝した最年長優勝記録に次ぐもの。現在の彼女は、その時のキングの歳を上回っており、今大会で2連覇を達成すると新記録更新となる。
「この大会後にもまだ大会が続きます。今年の目標はトップ50以内でシーズンを終わらせること。8月23日に50位とトップ50入りに成功したけれど、それをキープしたいし、今年の年末ランキングで50位以内でいたい。」と目標を語るクルム伊達は、A・ロディオノワ(ロシア)を7-6 (8-6), 6-1で下した第2シードのA・パブリュチェンコワ(ロシア)と準々決勝進出を懸けて2回戦で対戦する。
その他、この日登場した上位シード勢は順当に勝ち上がった。第1シードのN・ペトロワ(ロシア)はJ・グロス(オーストラリア)を6-3, 6-2で、第3シードのM・キリレンコ(ロシア)はU・ラドワンスカ(ポーランド)を6-3, 6-1で、第4シードのMJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)は予選勝者の謝淑薇(台湾)を7-6 (7-3), 6-4といずれも勝利を上げ初戦突破を決めた。
ペトロワはA・ブリアンティ(イタリア)を6-4, 7-5で破ったV・キング(アメリカ)と、キリレンコは予選勝者のS・ハレプ(ルーマニア)を6-4, 6-4で倒した主催者推薦で出場のD・サフィーナ(ロシア)と、マルチネス=サンチェスはE・マカロバ(ロシア)と、サバイはE・バルタチャ(英国)と2回戦を行う。
その他の試合結果は以下の通り。
Y・シュウェドワ(カザフスタン) (6) ○-× A・メディーナ=ガリゲス(スペイン), 6-4, 7-5
V・ドゥシェヴィナ(ロシア) ○-× A・イバノビッチ(セルビア) (7), 2-6, 6-4, 6-2
A・サバイ(ハンガリー) (8) ○-× P・エルコグ(スロベニア), 6-1, 6-2
K・フリッペンス(ベルギー) ○-× B・ヨバノフスキ(セルビア), 2-6, 6-3, 6-4
K・ザコパロバ(チェコ共和国) ○-× J・ジョルジュ(ドイツ), 7-5, 2-6, 7-5
またクルム伊達は森田あゆみ(日本)と組んでダブルスでもエントリーしており、月曜日に行われた1回戦で勝利を飾りベスト8入りを決めている。木曜日に行われる準々決勝では、第1シードのキング/シュウェドワ組と対戦する。
今大会の優勝賞金はシングルス3万7000ドル、ダブルス1万1000ドル。
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