HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、賞金総額200万ドル、ハード)は日曜日に、土曜日に延期となっていた準決勝2試合、および決勝戦が行われる予定になっていた。しかし雨は振り止まず、同3試合は月曜日に延期となった。
準決勝では世界ランク2位で第2シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)と第11シードのS・クズネツォワ(ロシア)との対戦が組まれている。両者は土曜日に10分間だけ試合を行い、ウォズニアキが第1セットを2-0とリードした時点で降雨により延期となっていた。大会側は何度か再開を試みたが、天候は悪くなるばかりで、結局は全試合を日曜日に行うことを決定していた。
またもう1つの準決勝、第8シードのV・ズヴォナレーワ(ロシア)と第10シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)戦は、依然として試合さえ始まっていない。
今季のWTAツアーで、大会が月曜日に終わることは初めてのこと。しかし今大会では5年間で2度目のことになっている。2006年にも月曜日に大会が終了しており、その時はA・イバノビッチ(セルビア)がM・ヒンギス(スイス)を下して優勝していた。
しかし天気予報によると、月曜日の天気もそれほど思わしくなく、火曜日に大会が終了する可能性もある、と報じられている。
また大会自体が中止される可能性もあり、その場合は勝ち残った選手によって賞金およびランキングポイントが折半されることになる。
ツアーで最後に大会自体が中止されたのは10年前のアメリカ・スコッツデールの大会でのことで、そのときは雨のためヒンギスとL・ダベンポート(アメリカ)との決勝戦が中止となった。
選手の中でも特にウォズニアキ、そしてダブルス決勝に残っているF・ペネッタ(イタリア)は頭を痛めている。
両選手は来週のアメリカ・ニューヘイブンの大会にエントリーしており、同大会でウォズニアキは第1シードのディフェンディング・チャンピオンに、ペネッタは第7シードに位置している。
ウォズニアキは「天気は私たちの味方をしてくれないのね。火曜日に大会が終わることなんて考えたこともなかったわ。明日晴れて、全試合が終わってくれるといいけど。」と祈りにも似た気持ちを打ち明けた。
「でもニューヘイブンでは1回戦はバイ(不戦勝)だから、問題はないかも。」
しかしダブルス決勝については、インドアコートで行うことが日曜日遅くに決まった。決勝戦の後、ペネッタとコーチは6時間の運転をし、モントリオールから国境を越え、コネチカット州のニューヘイブンへと向かう。
今大会の優勝賞金は35万ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.