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男子テニスツアーのファーマーズ・クラシック(アメリカ/ロス・アンゼルス、賞金総額61万9500ドル、ハード)は現地時間の水曜日にシングルス2回戦4試合を行い、第2シードのS・クエリー(アメリカ)がK・アンダーソン(南アフリカ)を7-6 (10-8), 4-6, 6-0で下すなど、シード勢が順当に準々決勝進出を決めた。
出だしから好プレーを続けるアンダーソンに苦戦を強いられたクエリーは、第1セットをタイブレークの末に奪うも、第2セットではアンダーソンに反撃を許し、試合はファイナルセットへ。勝敗を決める第3セットでは、世界ランク20位のクエリーが実力を発揮。一気に試合の主導権を握ると1ゲームも与えず格の違いを見せつけて、2時間14分で8強入りを決めた。
クエリーは準々決勝で、R・シュトラー(ドイツ)と対戦する。シュトラーはR・ジネプリ(アメリカ)を6-3, 3-6, 6-4で下しての勝ち上がり。
その他の試合では、第3シードのM・バグダティス(キプロス)が主催者推薦のR・スウィーティング(アメリカ)を3-6, 6-2, 6-3の逆転で、第6シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)が予選を勝ち上がってきたS・デウバーマン(インド)を7-6 (11-9), 6-2のストレートで下して、準々決勝へ駒を進めた。
バグダティスは第1セットでは第1サーブが48%しか入らず、スウィーティングにセットを先取さてしまう。第2セットから徐々にサーブの調子を上げたバグダティスは、スウィーティングのサービスゲームでも主導権を握るようになり、試合はファイナルセットに突入。第3セットだけで5本のサービスエースを決めたバグダティスが1時間50分でスウィーティングを下した。
「完璧なテニスができない試合だった。ロス・アンゼルスに来た時点で、ベストのテニスはできないって感じていたんだ。コートでは本当に気分が悪かった。それでもこうして勝利できたことは嬉しいね。」とバグダティスは試合を振り返った。
ティプサレビッチは第1セットでは、6本のサービスエースを叩き出したデウバーマンに苦戦。タイブレークも両者譲らない展開となったが、実力に勝るティプサレビッチが接戦の末に制した。第2セットでは集中力を高めたティプサレビッチが安定したプレーを見せ、デウバーマンから3度のブレークを奪い2時間13分で勝利を物にした。
準々決勝では、バグダティスとティプサレビッチが顔をあわせる。
今大会の優勝賞金は11万1950ドル。
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