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男子テニスツアーのアトランタ・テニス選手権(アメリカ/アトランタ、賞金総額53万1000ドル、ハード)は21日、シングルス2回戦4試合が行われ、第2シードのJ・アイズナー(アメリカ)がG・ミュラー(ルクセンブルグ)に4-6, 7-6 (8-6), 7-6 (9-7)の逆転で勝利、ベスト8進出を果たした。
第1セットを奪われたアイズナーであったが、第2セット以降はミュラーにブレークを許すことなく第2、第3セットともにタイブレークで奪取し2時間33分で準々決勝進出を決めた。この試合でアイズナーは、実に33本ものサービスエースを決めている。
昨シーズン後半を怪我のために棒に振り、世界ランクも206位まで落ち込んではいるミュラーであるが、この日は素晴らしいパフォーマンスでアイズナーから2本のマッチポイントのチャンスがあった。しかし、そのチャンスを活かすことなく敗れることとなった。
「試合であったブレークポイントやマッチポイントで、彼のサーブに対してなす術がなかったよ。彼のサーブが良かった、それだけさ。」とミュラーは試合を振り返った。
今年のウィンブルドン1回戦で、テニス史上最長記録となったN・マウー(フランス)との試合を制し、一躍注目を集めるようになったアイズナーであるが、過去の記録にとらわれることなくキャリアを積み重ねていくことを目指している。
世界ランク19位のアイズナーは「トップ20に入っているし、もっと上手くなって、さらに上を目指せると思っている。僕の目標はトップ10になって、本当に大きなイベントで競うことなんだ。」と、今後の抱負について語った。
今大会の1回戦で元世界ランク4位のJ・ブレーク(アメリカ)を破っているT・デント(アメリカ)は、第4シードのH・ゼバロス(アルゼンチン)を4-6, 6-2, 6-0の逆転で破り、5シーズン振りとなるツアー大会でのベスト8入りを果たしている。
2005年のジャパン・オープン以来となるベスト8入りを果たしたデントは「この2試合は、本当に大きな勝利だと思う。だけど、祝う気にはなれないよ。達成できるか分からないけど、ゴールはもっと高みにある。結果には満足しているけど、もっと勝ち進みたい。」と、さらなる意欲を語った。
この他の試合でも共に地元勢が勝利しており、第6シードのM・フィッシュ(アメリカ)がR・ジネプリ(アメリカ)を6-1, 7-5で、M・ラッセル(アメリカ)がR・シュトラー(ドイツ)を1-6, 6-2, 7-5で下している。
今季の芝シーズンで好成績を残しているフィッシュは、6本あったブレークピンチ全てを切り抜けると、4本のブレークチャンスのうち3本をブレークに結びつける勝負強さをみせ、1時間29分で準々決勝進出を決めている。
今大会の優勝賞金は9万5845ドル。
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