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女子テニスツアーのAEGON国際オープン女子(イギリス/イーストボーン、賞金総額60万ドル、芝)は月曜日に大会初日を迎え、先に行われた全仏オープンで準優勝を飾った第3シードのS・ストザー(オーストラリア)が、M・ウダン(アメリカ)を6-4, 6-4と1時間15分で退けて2回戦進出を決めた。
第1セットでは自身のサービスゲームではウダンに1度もブレークポイントを与えなかったストザーだったが、第2セットに入り形勢が逆転。ウダンが序盤でブレークに成功し4-1とリードを奪った。しかし、世界ランク7位の実力を見せつけたストザーが一気に5ゲームを連取し逆転で勝利を物にした。
「芝ではすぐに形勢が変わってしまうもの。それでも勝利を上げられてとても嬉しいわ。メラニーは、昨年のウィンブルドンでも好成績を残しているし、芝では良いプレーをしてたけど、こうしてストレートで勝利ができてハッピー。」とストザーは試合を振り返っていた。
グランドスラムでの準優勝は、多くの選手にとって素晴らしい成績ではあるものの、全仏でのストザーの場合はその決勝の舞台まで、J・エナン(ベルギー)、S・ウィリアムズ(アメリカ)、J・ヤンコビッチ(セルビア)と3人の世界ランク1位経験者を下して勝ち上がっていただけに、当時世界ランク17位のF・スキアボーネ(イタリア)に敗退したショックは大きかった。
しかしながらストザーは、次のウィンブルドンへ向けて気持ちを切り替えてしっかり調整をしてきていた。2回戦では主催者推薦で出場のA・ケタボング(英国)を6-4, 6-2で破ったD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。
2007年のウィンブルドンで準優勝を飾った第8シードのM・バルトリ(フランス)もV・ドゥシェヴィナ(ロシア)を6-4, 7-5のストレートで下して初戦突破を果たした。第1セットを先取したバルトリだが、ストザー同様、第2セットは1-4とリードを許してからの逆転勝利だった。
バルトリはA・サバイ(ハンガリー)と2回戦で対戦する。サバイはO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)を3-6, 6-2, 7-6 (7-2)の逆転で倒しての勝ち上がり。
その他の試合では、MJ・マルチネス=サンチェス(スペイン)がV・ズヴォナレーワ(ロシア)を6-3, 3-6, 7-5で、L・サファロバ(チェコ共和国)がA・パブリュチェンコワ(ロシア)を6-4, 3-6, 6-4で破って2回戦へ駒を進めた。
マルチネス=サンチェスは第1シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)とA・レザイ(フランス)の勝者と、サファロバは第5シードのK・クレイステルス(ベルギー)とY・ウィックマイヤー(ベルギー)の勝者とそれぞれ2回戦で対戦する。
4月に足首を痛めてから治療とリハビリのため試合から遠ざかっていたクレイステルスは、ウィンブルドンへ向けて怪我がどこまで回復しているか調整したいと言う。
「火曜日にイギリス入りしてからずっと練習しているの。今は試合がしたいってコーチへ言っているわ。最初はまだ足をテストしている状態だったし、精神的にも怪我を忘れるために時間が必要だった。まだテーピングはしているし、しばらくはしながらになると思うわ。」と怪我の状態を語った。
今大会の優勝賞金は9万8500ドル。
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