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女子テニスツアーのイスタンブール・カップ（トルコ/イスタンブール、賞金総額２２万ドル、ハード）は２９日、シングルス２回戦４試合を行い、Ｍ・ドマホウスカ（ポーランド）が第４シードのＡ・レザイ（フランス）を6-3, 4-6, 6-4で下す金星を挙げ、今季３度目のベスト８入りを果たした。

世界ランク１４５位のドマホウスカはこの日、６本のサービスエースを決めるなど同３８位のレザイと対等に渡り合い、２時間１０分のマラソンマッチを制して準々決勝へ駒を進めた。今季初の４強入りを懸けて、第８シードのＬ・フラデカ（チェコ共和国）とＪ・ジョルジュ（ドイツ）の勝者と対戦する。

第５シードのＶ・ドゥシェヴィナ（ロシア）と第７シードのＯ・ゴヴォルツォバ（ベラルーシ）は順当にベスト８入りを決めた。ドゥシェヴィナはＭ・カメリン（イタリア）を6-0, 6-1で一蹴し圧勝での８強入りだったが、ゴヴォルツォバはＡ・クルベール（ドイツ）を6-4, 6-7 (7-9), 6-4と、２時間４３分の接戦を制しての準々決勝進出となった。

ドゥシェヴィナは第３シードのＡ・メディーナ=ガリゲス（スペイン）と主催者推薦のＰ・オズゲンの勝者と、ゴヴォルツォバは１回戦で第２シードのＰ・シュニーダー（スイス）を下したＲ・デ=ロス=リオス（パラグアイ）と先週ツアー初優勝を飾ったＡ・ペトコビッチ（ドイツ）の勝者と、それぞれ準々決勝を行う。

残りの試合ではＴ・バシンスキー（スイス）がＭ・コリツェワ（ウクライナ）を対戦中、6-2, 3-6, 4-1とリードしたところで、コリツェワが右肘痛で棄権を申し入れてのベスト８入りとなった。コリツェワは１回戦で第１シードのＶ・ズヴォナレーワ（ロシア）を下していたが、怪我のため今季初の８強入りを逃した。バシンスキーは前回出場のＥＣＭプラハ・オープンに続くベスト４入りを懸けて、Ｕ・ラドワンスカ（ポーランド）と予選勝者のＥ・チェハルビッチ（ベラルーシ）の勝者と戦う。

今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。