男子テニスツアーのインディアナポリス・テニス選手権(アメリカ/インディアナポリス、賞金総額60万ドル、ハード)は26日、シングルス決勝が行われ、ノーシードのR・ジネプリ(アメリカ)が、第3シードのS・クエリー(アメリカ)に6-2, 6-4のストレートで勝利、4年振りとなるツアータイトル獲得を果たした。
この日は1度もクエリーにブレークされることのなかった、世界ランク95位のジネプリは「面白いもんだね。大会のはじめはただ1試合に勝つことだけにフォーカスしていた。今季はまだ連勝していなかったからね。だから2回戦に勝ったとき、今年はもう少しいけると思ったんだ。」と語った。
一方のクエリーは、準決勝までの4試合で45本のサービスエースを決めていたものの、この日はわずかに2本と振るわなかった。「今日はサーブの調子が良くなかったね。ジネプリが厳しいリターンを打ってくるから、エースを決めようとして力んでしまった。」とコメントしたクエリーの第1サーブの確率は、この日はわずかに45%であった。
2005年には最高ランク15位を記録したこともあるジネプリは、今季これまで4勝13敗とスランプに陥っていたが、今回の優勝により40位近くランキングを上昇させる見込みだ。
キャリア3勝目を挙げたジネプリは「負けが込んでくると、自分はこのレベルでプレーできるのか、という疑問が浮かび上がってきて、頭の中をグルグル駆け巡るんだ。今回の勝利は、残りの夏に向けて大きな自信になったよ。」とコメントした。
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