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今年は6月22日から7月5日にかけて開催されるウィンブルドン。そのセンターコートにこの度、5200平方メートルの屋根が取り付けられた。この屋根により、これまで日没延長になっていた試合が当日中に終了することになる予定だ。
しかしオール・イングランド・クラブの会長であるティム・フィリップスは、全米や全豪のようにナイトセッションの試合を組み入れる予定はないと話す。「それはまだ先の話だね。今回は変わらず昼間の試合しか想定していないよ。」
今回の屋根に取り付けられた118のライトが日没後の試合を可能にする。参考までに、昨年の男子決勝R・ナダル(スペイン)対R・フェデラー(スイス)戦が終わった時点で外はほぼ真っ暗だった。
「レインブルドン」と揶揄されるほど雨が多いウィンブルドンだが、今回の屋根の設置により、雨の際にセンターコート以外で行われている試合をセンターコートに移し、試合を続行することができるようになった。
ちなみに10のトラスでできたスライド式の屋根が閉じるまで約10分、また空気の流れに関するシステムが湿度を下げるまで30分ほどかかる。
今回完成した屋根は、5月17日に予定されている特別エキシビションでテストされる。このエキシビションではA・アガシ(アメリカ)/S・グラフ(ドイツ)夫妻がK・クレイステルス(ベルギー)/T・ヘンマン(英国)組と対戦する予定だ。
しかし15分程度のにわか雨の場合、これまで同様、コートにカバーをかけるという処置が行われる。また今年は4千人を収容できる2番コートも完成し、ウィンブルドン全体で4万人を収容できるようになっている。これまで以上に設備の整った今年のウィンブルドンが今から楽しみだ。
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