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4月25日から26日にかけて開催されるフェドカップ準決勝2試合。そのうちチェコ・ブルノで開催されるアメリカ対チェコ戦の各チームの布陣が決まった。
アメリカはトップ10選手のS・ウィリアムズ(アメリカ)とV・ウィリアムズ(アメリカ)姉妹が欠場するため、代わりに19歳のA・グラッチ(アメリカ)と24歳のB・マテック(アメリカ)が抜擢された。世界ランク112位のグラッチと同38位のマテックは、2月のアルゼンチン戦(準々決勝)に出場した同86位のベテランJ・クレイバス(アメリカ)と同124位のJ・ディティ(アメリカ)を差し置いての今回の出場となった。
グラッチは先月のインディアン・ウェルズの大会で3回戦に進出したことが評価された。
またダブルスは南アフリカ出身のベテランでダブルススペシャリストのL・フーバー(アメリカ)とM・オーディン(アメリカ)が出場する。監督はシングルスで世界4位、ダブルスで世界9位まで上り詰めた、かつての名選手であるM・J・フェルナンデス。
一方、チェコは世界ランク25位のI・ベネソバ(チェコ共和国)と同45位のP・クヴィトバ(チェコ共和国)を軸に臨むことを決めた。その他の選手には49位のL・サファロバ(チェコ共和国)とベテランでダブルス・スペシャリストのK・ペシュキ(チェコ共和国)を抱えており、層の厚い布陣となっている。
チェコは1997年以来の準決勝進出を決めており、同国監督のP・パラ(チェコ共和国)は「可能な限り、最強のチームを作り上げた。」と語っている。
両国は過去に2度の対戦があり、いずれもアメリカが勝っている。アメリカはフェドカップで過去17度に渡って優勝しているが、2000年以降はタイトルから見放されている。
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