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男子テニスの国別対抗戦であるデビスカップは8日、世界各地でワールドグループ1回戦の3日目の試合を行い、前年優勝国のスペインをはじめ、通算32度の優勝を誇るアメリカなどが準々決勝に勝ち進んだ。
ホームにセルビアを迎え、2日目までを2勝1敗とリードして終えていたスペインは、シングルス第1試合に世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が登場、同3位のN・ジョコビッチ(セルビア)とのエース対決を6-4, 6-4, 6-1で制し、スペインのベスト8進出を決めた。これでナダルは、デビスカップで12連勝となった。
またスペインは消化試合でもD・フェレール(スペイン)がV・トロイキ(セルビア)に6-0, 6-3で勝利、通算成績4-1でワールドグループ準々決勝に駒を進めた。
2日目のダブルスで勝利し、2勝1敗とスイスからリードを奪っていたアメリカは、エースのA・ロディック(アメリカ)がS・ワウリンカ(スイス)に6-4, 6-4, 6-2で勝利、母国に3勝目をもたらすと共に、J・マッケンロー(アメリカ)の41勝に次ぐ歴代2位となる、デビスカップ通算31勝目を上げた。
2日目のダブルスですでに勝利を決めていた、クロアチアとアルゼンチンは、この日のシングルスでも2勝を上げ、それぞれ5勝0敗とし準々決勝進出を決めた。
ロシアとルーマニアの対戦では、2勝1敗とリードしていたロシアのD・ツルスノフ(ロシア)が、V・ハネスク(ルーマニア)から4-6, 5-7, 6-3, 6-4, 6-2と2セットダウンからの逆転勝利をあげ、ロシアに勝利をもたらした。
およそ1000人の警官を動員し、さらには無観客試合と厳戒態勢の中行なわれたスウェーデンとイスラエルの対戦は、2日目を終えてスウェーデンが2-1とリードしていたが、この日のシングルスでD・セラ(イスラエル)がT・ヨハンソン(スウェーデン)に3-6, 6-1, 4-6, 6-4, 6-2で、H・レビ(イスラエル)がA・ビンチグエッラに6-4, 4-6, 6-4, 3-6, 8-6でそれぞれ勝利、イスラエルが逆転で8強入りを決めた。
ドイツとオーストリアの対戦はドイツが2-1とリードした状態で3日目を迎え、元世界ランク4位のN・キーファー(ドイツ)がJ・メルツァー(オーストリア)に7-6 (7-3), 6-4, 6-4で勝利、ドイツが勝利を収めた。
2日目のダブルスを制したチェコが2勝1敗とリードで迎えた、チェコ対フランスの一戦は、世界ランク18位のR・シュティエパネック(チェコ共和国)が、同9位のG・シモン(フランス)を7-6 (7-2), 6-3, 7-6, (7-0)で下し、チェコに3勝目をもたらした。
ワールドグループ準々決勝は7月10日から12日かけて行なわれる予定。
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