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女子テニスツアーのアビエルト・メキシコ・テルセルの女子部門(メキシコ/アカプルコ、賞金総額22万ドル、クレー)は28日、シングルス決勝が行なわれ、第1シードのV・ウィリアムズ(アメリカ)が、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのF・ペネッタ(イタリア)に6-1, 6-2で勝利、見事今季2勝目を上げた。
世界ランク5位のヴィーナスは、先週のドバイ大会に続く2週連続優勝を果たし、この日の勝利で連勝記録を10に伸ばした。
この日のヴィーナスは、ファーストサーブ時の実に90%をポイントにつなげ、4度のブレークに成功すると、わずか1時間2分でペネッタに勝利、トロフィーと優勝賞金の3万7000ドルを手に入れた。
一方、27歳のペネッタは今年で6年連続となる今大会決勝進出を果たしていたが、タイトル防衛とは行かなかった。ペネッタは昨年のほかに、2005年にも優勝しており、それ以外は全て準優勝に終わっていた。
ペネッタは、昨年のチューリッヒ大会で負けるまで、元世界女王で7つのグランドスラムタイトルを持つヴィーナスに3連勝を果たしていた。これまでの女子ツアーでヴィーナスを相手に3連勝をしたことがある選手は、L・ダベンポート(アメリカ)、M・ヒンギス(スイス)、J・ノボトナ、S・ウィリアムズ(アメリカ)、A・モレスモ(フランス)、J・ヤンコビッチ(セルビア)とそうそうたる顔ぶれ。
キャリア通算41勝目となったヴィーナスは、今大会では1回戦から準々決勝までフルセット勝ちであったが、準決勝でB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)をストレートで下すと、決勝もストレート勝ちと尻上がりに調子を上げていった。
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