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森田は途中棄権、デメンティエワが４強入り◇ASBクラシック
女子テニスツアーの開幕戦、ASBクラシック（ニュージーランド/オークランド、賞金総額２２万ドル、ハード）は８日、シングルス準々決勝が行われ、予選から勝ち上がってきた森田あゆみ（日本）が、Ａ・ケタボング（英国）との対戦に臨んだものの、0-6で第１セットを落としたところで途中棄権した。
予選から数えて、この日の試合が今大会６試合目となった森田は、左の太ももにテーピングを施した状態で臨んだが、試合開始からミスが先行し、ケタボングの一方的なペースで試合が進み、第１セットが終了したところで、棄権を申し入れた。
思わぬ形で４強入りを果たしたケタボングは、決勝進出をかけてノーシードのＥ・ヴェスニナ（ロシア）と対戦する。１回戦で中村藍子（日本）を下しているヴェスニナは、第６シードのＣ・ウォズニアキ（デンマーク）を6-3, 0-6, 6-3で振り切り、準決勝進出を決めた。
今大会の第１シードで、世界ランク４位のＥ・デメンティエワ（ロシア）は、第５シードのＳ・ペア（イスラエル）を6-3, 6-1で下し、順当にベスト４進出を決めた。昨年の北京オリンピックで金メダルを獲得しているデメンティエワは、決勝進出を懸け、昨年の準優勝者であるＡ・レザイ（フランス）と対戦する。昨年の今大会決勝でＬ・ダベンポート（アメリカ）に敗れていたレザイは、Ｅ・ガロビッツ（ルーマニア）を6-3, 6-2で下し、準決勝に進出した。
今大会の優勝賞金は３万７０００ドル。
（2009年1月9日10時15分）
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