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男子テニスツアーのアルトワ選手権(イギリス/ロンドン、賞金総額112万ドル、芝)は大会3日目の11日、シングルス2回戦が行われ、日本期待の若手、錦織圭(日本)が登場。O・パシャンス(フランス)を7-6 (10-8), 6-3で破り、3回戦に進出した。
接戦となった第1セットを勝ち取った錦織は、第2セットでは試合の流れを握り、1本もブレークポイントを与えずにストレートで勝利、3回戦に進出を決めた。
錦織の次戦で、第1シードのR・ナダル(スペイン)とベスト8入りを懸けて対戦する。ナダルはJ・ビョークマン(スウェーデン)を6-2, 6-2で下しての勝ち上がり。
先の全仏オープンで4連覇を達成したナダルは、1回戦が免除されていたため、この日の2回戦が初戦とであったが、わずか65分で今季グラスコート初勝利を手にした。「ここではベストを尽くすだけ、良いプレーもしている。だけど、クレーから芝のコートに順応するのは難しい。初日のせいか、感覚がちょっと変な感じだ。しかし、一番大切なことは、試合をしたこと。それが良かった。」
この日は他の上位シード勢も初戦に臨み、第3シードのA・ロディック(アメリカ)は、同胞のR・ジネプリ(アメリカ)を6-7 (6-8), 6-1, 6-1で下し2回戦を突破。
肩の故障のため、全仏オープンを欠場したロディックは、「しばらく休んでいたし、序盤のロビー(ジネプリ)はすごくアグレッシブだったから、少し難しい試合だった。第2セットに入って調子が出てきて、良いプレーが出来た。とても自信を感じるし、この場所でプレーするのが好きだ。またここでタイトルが取れるといいね。肩はだんだん良くなっている。何事もなく3セット戦えたのは、とても良い兆候だ。」と、語った。
ロディックは今大会のディフェンディング・チャンピオンで、過去5年間に4度の優勝を飾っている。
第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)もこの日の2回戦に臨み、R・カラヌシッチ(クロアチア)を6-2, 7-6 (9-7)で破り、3回戦に進出している。「グラスコートでプレーするのが楽しみだった。なぜなら、プレーする機会が少ないからね。今年は球足が遅くなっていて、自分のプレーに合う。芝にもだんだん慣れてきたし、いつかウィンブルドンで勝ちたいね。」と、ジョコビッチは語った。
ジョコビッチの次の対戦相手は、I・ミナール(チェコ共和国)を3-6, 6-3, 6-4で下した同胞で第13シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)に決まった。
この日は、総勢10名ものシード選手が登場したが、その中で唯一のシードダウンが、第12シードのA・セッピ(イタリア)で、E・ガルビス(ラトビア)に3-6, 7-6 (9-7), 3-6で敗れている。
この他の試合の結果は以下の通り。
F・ゴンサレス(チリ) (10) ○-× M・サフィン(ロシア), 6-3, 7-6 (7-3)
M・フィッシュ(アメリカ) (15) ○-× C・グシオネ(オーストラリア), 4-6, 7-6 (7-0), 6-4
R・ガスケ(フランス) (5) ○-× S・ボレッリ(イタリア), 6-3, 6-3
N・マウー(フランス) ○-× J・アイズナー(アメリカ), 7-5, 6-4
D・ナルバンディアン(アルゼンチン) (4) ○-× V・トロイキ(セルビア), 6-4, 7-6 (7-4)
L・ヒューイット(オーストラリア) (11) ○-× X・マリス(ベルギー), 6-3, 6-2
今大会の優勝賞金は13万3000ドル。
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