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(中国、北京)
チャイナ・オープン(賞金総額60万ドル、ティア2)は、大会4日目の木曜日にシングルス2回戦の残り4試合を行い、L・ダベンポート(アメリカ)が第8シードのE・ダニリドー(ギリシア)を7-5, 6-3で下して準々決勝へ駒を進めるなど、ベスト8がすべて出揃った。
出産のために約1年間のツアー離脱を余儀なくされたダベンポートは、先週のバリの大会からツアー復帰を果たし、自身52個目となるタイトルを獲得するなど、元ランキング1位の実力を見せ付けている。これでダベンポートは復帰後11日間で7試合連続勝利を上げたことになる。
バリでタイトルを獲得した時も、第5シードで出場していたダニリドーを倒していた31歳のダベンポートは、この日は4本のサービス・エースを叩き出し、逆に相手の8本のダブルフォルトにも助けられ、対戦成績を3勝0敗とした。準決勝進出をかけてダベンポートは、第4シードのE・デメンティエワ(ロシア)と顔を合わせる。デメンティエワはこの日、T・パスゼック(オーストリア)を6-2, 6-0と一蹴しての勝ち上がり。しかしダベンポートとの対戦成績は5勝10敗と相性が悪い。
勝利したダベンポートだが、「出産の前と後で最も異なるのは『予測』の部分なの。今はきちんと予測をしながらプレーすると言うことが全く出来ていないし、身体的にもベストの状態とはいえない。ベストの状態に持っていくにはあと数ヶ月はかかるわね。」と自身のプレーを振り返っていた。
その他の試合では、第2シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)がV・ルアノ=パスクアルを6-0, 6-0のダブル・ベーグルの完璧な試合展開でベスト8へと名を連ねた。トップ・シードのS・クズネツォワ(ロシア)が腹筋の怪我を理由に試合開始前に欠場を申し入れたため、実質ヤンコビッチが1番高いシード選手となっている。先週のバリでは準々決勝でダベンポートに敗れているヤンコビッチは、今季5度目の優勝を狙う。
ヤンコビッチの次の対戦相手は、日本期待の森上亜希子(日本)。森上は中村藍子(日本)との日本人対決を7-5, 6-3で制しての勝ち上がり。今大会ダブルスでもペアーを組んでいるこの2人。しかし、シングルス直後に行われたダブルスでは、第3シードの謝淑薇(台湾)&C・ツアン組に1-6, 5-7で破れている。
今大会の優勝賞金は8万8千265ドル。
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