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(アメリカ、ニューヨーク州フラッシングメドウズ)
USオープンは大会5日目の31日、男子シングルス2回戦を行い、膝に故障を抱えている第2シードのR・ナダル(スペイン)登場、J・ティプサレビッチ(セルビア)の棄権により、6-2, 6-3, 3-2で3回戦進出を決めた。
両膝に痛々しいまでのテーピングを巻いて現れたナダルだったが、この日の試合では安定したサーブを決め、積極的にネット詰めるなど、膝の調子も良かったようだ。
「今日は良い感じだった。膝も自信を持ってプレーできた。」とナダルはコメント。「でも、まだ100パーセントではない。1日目よりは良くなっただけ。次の試合までには、もっと回復しているといいなと思う。」
一方、棄権したティプサレビッチは、1ヶ月前に受傷した肋骨の怪我が痛み、試合途中にはトレーナーに治療を受けたが、第3セットで棄権を申し入れた。
しかし、ティプサレビッチは仮に棄権しなかったとしても、1回戦より明らかに動きの良くなっていたナダルの前では、敗北は時間の問題だったかもしれない。
ナダルは3回戦で、T・ヘンマン(英国)に7-6 (7-2), 2-6, 7-5, 6-4で勝利したJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
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