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（クロアチア、ウマグ）

クロアチア・オープン（賞金総額４８万８千ドル、クレー）は土曜日に準決勝を行い、第６シードのＣ・モーヤ（スペイン）が第５シードのＧ・カニャス（アルゼンチン）を6-3, 6-2で一蹴、同大会６度目の決勝進出を決めた。

２００１年から３連覇を飾り、今大会とは相性がよいモーヤは、Ｇ・コリア（アルゼンチン）に敗れて準優勝に終わった２００５年以来の決勝進出。
３０歳のモーヤは今大会絶好調でこれまで１セットも落としておらず、また失ったゲーム数も８ゲーム以下と安定した戦いを見せている。１番苦しんだ試合は金曜日の準々決勝だが、第４シードの同胞Ｄ・フェレール（スペイン）を7-5, 6-4で振り切った。

同大会で過去４度優勝しているモーヤは、日曜日の決勝でノーシードから勝ち上がったＡ・パベル（ルーマニア）と対戦する。パベルは今季初の決勝進出で、準決勝では予選勝者で、１回戦でＮ・ジョコビッチ（セルビア）を下した世界ランク１７６位のＶ・トロイキ（セルビア）を6-3, 6-3で下した。

モーヤとパベルは過去４度対戦があり、モーヤが３勝１敗でリードしている。この３勝は全てクレーコートでのもの。

今大会の優勝賞金は７万７千ドル。