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（クロアチア、ウマグ）

クロアチア・オープン（賞金総額４８万８千ドル）は２６日、現地で２回戦の残り４試合を行い、Ｄ・フェレール（スペイン）やＣ・モーヤ（スペイン）らが勝ち進み、ベスト８が出揃った。

第４シードで今季３度目の優勝を狙うフェレールは、Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン）を7-5, 6-4で退けての８強入り。また第６シードのモーヤは同胞のＰ・リバを6-0, 6-3で一蹴した。
後輩であり、かつ最大の難敵でもあるＲ・ナダル（スペイン）がいない今大会で、過去４度の優勝経験を持つモーヤがどこまで活躍するか期待が集まる。モーヤは準々決勝でフェレールと対戦する。これまで両者はモーヤの５勝２敗で、今大会でも過去３度戦っているが全てモーヤが勝っている。

その他、第７シードのＦ・ボランドリ（イタリア）がＭ・ズベレフ（ドイツ）を7-6, 7-5で、Ａ・パベル（ルーマニア）がＲ・ハース（オランダ）を7-5, 6-4でそれぞれ下し、両者が準々決勝で顔を合わせる。

今大会トップシードで優勝候補筆頭と見られていたＮ・ジョコビッチ（セルビア）は、昨日の２回戦で、世界ランキング１７６位のＶ・トロイキ（セルビア）に敗れる波乱に見舞われ、既に姿を消している。