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(イギリス、ウィンブルドン)
ウィンブルドン7日目の月曜、トップシードのJ・エナン(ベルギー)はセンターコートの第1試合でシングルス4回戦を行い、第15シードのP・シュニーダー(スイス)を6-2, 6-2と寄せ付けず、ベスト8へ一番乗りした。
全仏オープンも3連覇し、現在絶好調のエナンは、今大会もこれまで全く危なげなく勝ち進んでいる。この日もランキング15位のシュニーダーの挑戦をあっさり退け、初のウィンブルドン・タイトルへまた一歩前進した。
「彼女(シュニーダー)との試合がこんなにあっさり終わってしまうなんて、ちょっとびっくり。」と、経験も豊富なシュニーダーからの圧勝に、当のエナンも驚きを隠せなかった。
エナンの得意のグランド・ストロークはこの日も強烈に相手コートに突き刺さり、シュニーダーに自分のテニスをさせず、31分で第1セット先取に成功した。
第2セットも第3ゲームで先にブレークに成功したエナンは、自身のサーブでは1度もブレーク・ポイントさえ与えず、2度目のブレークを奪うとそのまま56分で試合に終止符を打ち8強入りを決めた。
それにしても今大会のエナンの省エネ・プレーは群を抜いており、これまでの4試合合計で3時間47分しかコートに立っていない。男子では1回戦のT・ヘンマン(イングランド)対C・モーヤ(スペイン)戦のように一試合で4時間を越える試合もある中、男女平等賞金となったウィンブルドンでは、試合時間の差が再びクローズアップされているようだ。
「端からは簡単に見えるかもしれないけど、これまでの試合はどれも精神的に負担がかかっている。グランドスラムのプレッシャーといったら、普通の大会とは大違いだもの。」と、見た目以上に大変だとエナンは語る。それも彼女の実力が抜きん出ている故のことでもある。
準々決勝ではS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。「1つ1つ勝ち進むだけ。ここ数週間はとても良い試合ができているわ。だから自信も付いてきた。でも、試合は毎回状況が変わるから、何が起きるか誰も分からないわ。」と、圧勝続きながらも気を引き締めていた。
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