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（ポルトガル、エストリル）

エストリル・オープンの男子部門（賞金総額６９万６千ドル）は大会２日目の火曜日にシングルス１回戦を行い、先週自身３度目のツアー優勝を飾ったＰ・Ｈ・マチュー（フランス）が第４シードのＦ・ゴンサレス（チリ）を6-2, 6-4のストレートで下し、連勝を６に伸ばした。

マチューは、この試合で５度のブレークを奪って主導権を握り、対ゴンサレス戦に３連勝した。世界ランク６位で今季全豪オープン準優勝のゴンサレスは、第２セットでは３つのダブルフォルトを犯すなど調子に乗れず、早くも大会を去った。

この日は雨天のために、トップシードのＮ・ダビデンコ（ロシア）と第２シードのＴ・ロブレド（スペイン）の試合が消化できず、翌日に持ち越しとなった。ダビデンコはＯ・パシャンス（フランス）との試合開始直後、１ゲームずつ終えたところで雨が降り始め中断に。ロブレドもＡ・モンタネス（スペイン）と戦う予定だったが、順延となっている。

終了した試合では、第５シードのＲ・ガスケ（フランス）がＭ・ミルニ（ベラルーシ）を6-3, 6-3で下した。第６シードのＤ・ツルスノフ（ロシア）はＦ・セラ（フランス）を4-6, 6-3, 6-1の逆転で、第７シードのＡ・カイエリ（アルゼンチン）もＤ・ウドンチョケ（タイ）を6-4, 4-6, 6-1でそれぞれ退け、順当に２回戦へ進出した。

その他の勝者は、Ｖ・スペーディア（アメリカ）とＧ・ガルシア=ロペス（スペイン）。スペーディアはＴ・ガバシュビリ（ロシア）に6-1, 5-7, 6-4で、ガルシア=ロペスはＭ・ラッセル（アメリカ）に6-1, 6-2で勝利した。今大会の優勝賞金は７万４千３００ドル。