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(フランス、パリ)
フランス・ガス・オープン(賞金総額60万ドル、インドアハード、ティア2)は土曜日に準決勝を行い、このところ絶好調のL・サファロバ(チェコ共和国)が第1シードのJ・エナン(ベルギー)を7-6(7-5), 6-4で下し、決勝に駒を進めた。
先週の日曜日に20歳になったばかりのサファロバの快進撃が止まらない。世界ランキング32位として大会にエントリーしたサファロバは、今大会2回戦で世界9位のN・バイディソバ(チェコ共和国)を、準々決勝では世界5位のS・クズネツォワ(ロシア)を撃破し、土曜日には世界2位のエナンにストレート勝ちを収めるという殊勲を挙げた。エナン戦は、第1セットは2-5と追い込まれたものの、そこからエナンのサーブを2度ブレークし挽回に成功。タイブレークを奪取し第1セットを先取すると、第2セットは一進一退の攻防に。しかし第10ゲームでサファロバがエナンのサービスをブレークすると見事大金星を収めた。サファロバは優勝した昨シーズン初戦のオーストラリア・ゴールドコースト以来の決勝進出で、ツアー4勝目を狙う。サファロバは、先の全豪オープン4回戦で元世界1位のA・モレスモ(フランス)も下している。サファロバは決勝で第4シードのN・ペトロワ(ロシア)と対戦する。ペトロワは準決勝で昨年覇者A・モレスモを試合時間2時間42分、5-7, 6-4, 7-6(9-7) で振り切っての決勝進出。
サファロバとペトロワは過去2度対戦しており、いずれもペトロワが勝利している。しかし2度の対戦はいずれもペトロワが得意とするクレーコートのもので、今大会のようなインドアハードでは違った展開が待っているかも知れない。
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