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（タイ、バンコク）

タイ・オープン（賞金総額５５万ドル、ハード）は土曜日準決勝が行われ、ツアー２勝を誇る第１シードのＩ・リュビチッチ（クロアチア）が第８シードで地元人気のＰ・スリチャパン（タイ）を6-3, 6-2で圧倒し決勝に駒を進めた。これでリュビチッチのスリチャパンとの対戦成績は５勝２敗となった。最近の５試合ではリュビチッチが全勝している。

第３シードのＪ・ブレーク（アメリカ）と決勝で対戦するリュビチッチは、「僕の武器であるサーブでポイントを奪っていかなければいけないね。インドアではそれが重要なんだ。ジェームスはフォアハンドが持ち味だけど、それに対して僕はサーブで対抗するつもりだよ。」と話していた。

ブレークは元世界１位のＭ・サフィン（ロシア）を3-6, 6-4, 7-6 (7-3)でかわしての決勝進出。両者は先週の日曜日のデビスカップ準決勝でも対戦しており、そのときもブレークが勝っていた。「サフィンと対戦するときはいつもタフな試合になるんだ。彼のプレーが良いと、僕も追いつくように試合のレベルをあげようとする。今は勝てて嬉しいよ。」ブレークはこれで今季６度目の決勝進出で、うち３勝している。最後に優勝したのは７月のインディアナポリスの大会。しかしこれまでリュビチッチとは相性が悪く、過去４度対戦しているが勝ち星がまだない。

今大会の優勝賞金は７６，５００ドル。